先月のことだった。

田んぼの続く、国道を走行中、

猫を発見した。






その上には、カラスがいた。




猫が移動すると、カラスも移動する。

猫を狙っているのか、

もしくは、

猫が、弱っていくのを、待っているかのように見えた。




しかし、カラスが悪いとは思わない。


外猫を作り出す、

人間が悪いのだ。





保護することが出来た。




「今まで、よく頑張った」

と、声をかける。



とても、おとなしかった為、

撫でられるだろうか、とケージの扉を開けた瞬間、

猫は、耳を伏せた。






その姿を見て、

私は、6年前に保護した猫、タマちゃんのことを思い出した。




タマちゃんには、片方の耳が無かった。






最初、

私は、なぜ、右耳がないのか、わからなかったのだが、

病院へ連れて行くと、

「凍傷になり、壊死してしまったのでしょう」

と言われた。




保護した時、

首からは、血も流れていた。



 

外猫は、

本当に過酷だ。



雪国の外猫は、さらに過酷だ。


冬に、たくさん死んでいる。


生き残っても、ボロボロだ。












タマちゃんは、我が家で3年を生き、

3年前に、亡くなった。




タマちゃんは、

私の活動の原動力となった。






昨年の冬、

コンビニの前で発見した猫。


新しいご家族のもとへ。


保護した時、便の中から青いビニールテープが出てきた。





野菜が食い散らかされた現場の猫。



新しいご家族のもとへ。





山小屋で保護した、兄弟猫。



2匹一緒に、新しいご家族のもとへ。








もう何年も前、

保健所から、猫を引き取る為に、

講習を受けたことがある。



その時、

講習の中で、職員の言った言葉が忘れられない。




雪国の猫は、


冬に、


リセットされる。




















2/21  タマ様 3,000円
2/22  KONB様 5,000円
2/24  勝田様 30,000円
2/25  bluearrow様 10,000円
2/27  峯田様 5,000円
3/2   カナ様 10,000円


ご寄付を、ありがとうございました。
春が近づき、今度は、不妊手術に取り組まなくてはいけません。本当に、休みのない、終わりのない活動です。支えて下さいまして、感謝の気持ちでいっぱいです。誠に、ありがとうございました。






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