悪質な現場を、
こちらのお宅の敷地内の小屋に、猫の姿が見えた。
発見してしまった。
ある地区で、
ゴミの収集所に、子猫の遺棄が続いており、
住民からの通報で、保健所も警察も、把握しているとの事だった。
調べていたら、
それらしきお宅が見つかった。
飼い主は、80代のおばあさん。
ご家族には、50代位の息子さんがいた。
パッと見ても、猫が10匹以上はいるのだが、小ざっぱりとした様子に、
「きれいにしてますね」
と、おばあさんに聞くと、
「孫が、掃除しにきてる」
と、おばあさんは言った。
おばあさんに、子猫の遺棄について、聞くことはしなかった。
お孫さんは、子猫の遺棄について、知っているのだろうか。
ただ私は、
おばあさんにも、お孫さんにも、
遺棄したのかどうか、問い質そうという気持ちはなく、
改心させようという気持ちもなく、
まず、
全頭の不妊手術をすることと、
そして今、子猫がいるならば、保護したかった。
お孫さんが来て下さった。
子猫は、1ヶ月半位の子猫が1匹しかいなかった。
この子猫の兄妹たちは、どうしたのかと、お孫さんに聞くと、
おばあさんが、数日前に子猫2匹を、外へ放したと言った。
初めに、
子猫2匹を、探さなくてはいけなくなった。
おばあさんに、心当たりはないかと聞くと、
最初は、知らないと言っていたが、
「もし、保護に協力して下されば、1匹につき、5千円お礼します」
と言ったら、
おばあさんは、すぐさま網を持って、外へ出て行った。
外に放された、2匹を保護。
後に、お孫さんとのやり取りで、
やはり、おばあさんは、子猫を次々と、ゴミ捨て場に遺棄していた。
お孫さんに、全部で何匹いるのかを、書き出してもらった。
メスが、12匹。
オスが、6匹。
室内で、不妊手術がされておらず、この頭数。
「多頭飼育崩壊」に陥っていないのは、
それは、産まれた子猫を遺棄しているから。
そして、もう一つ、悪質な現場を発見する。
不妊手術はされておらず、子猫は1匹しかいなかった。
子猫が死んだのを、オス猫のせいにしているが、
私には、
これ以上、猫を増やさない為の、確信犯としか思えなかった。
ケージに入れて、囲っておけば、オス猫は、子猫に手出しが出来ない。
何故、産まれたばかりの子猫を、ケージから出したのか。
こちらのお宅の敷地内の小屋に、猫の姿が見えた。
この1匹は、
産まれてからずっと、この小屋の中で生きていた。
何故、他の猫のように、家の中で飼ってあげないのかと聞くと、
触れないから、移動も出来ないという話だった。
この現場は、
全頭の不妊手術と、
小屋の中の1匹を、家の中で飼ってもらえるようにしたい。
この3ヶ月、
人にあれこれと言われるのが嫌になり、
ブログを書くことから遠ざかっていたのだが、
このような現場に出くわして、
予算の、費用の限界を迎える。
このような現場を、
一つひとつ、潰して行きたい。
どうか、ご支援よろしくお願い致します。
ブログを書かないでいた間も、ご支援下さった方には、本当に感謝しております。
その間の活動も、またブログに書くことが出来たらと、思っております。
大変助けて頂きました。ありがとうございました!!