保護活動が、8年目になった。
8年前、
私は、猫とは無縁だった。
猫を飼ったこともなければ、触ったことすらなかったかもしれない。
初めて、猫を保護した時、
どうすればいいかわからず、ネットで、「猫の飼い方」を調べた。
その時初めて、猫が、猫砂というものに、排泄することを知った。
猫の品種などは、今でもよく分からないが、
保護活動1年目、
「ノルウェージャンフォレストキャット」を保護した時、
それが、
「ノルウェージャンフォレストキャット」だと分かるはずもなく、
「シャム猫」を保護した時ですら、
「シャム猫」というものが、どんな猫か知らず、
「顔の真ん中が茶色い、見たこともない、とても珍しい猫がいる」
と、私は思った。
今考えると、
無知にもほどがある。
それほど、
猫には、まるで関心がなかった。
初めて保護した猫は、
母猫と子猫5匹だった。
母猫が側溝を歩き、5匹の子猫が一列になって、付いて歩いていた。
母猫が、子猫たちに、側溝の歩き方を教えているように見えた。
しかし、1ヶ月後には雪が降り、側溝など雪で埋まる。
(この猫たち、どうやって生きるんだ?)
そう思ったのが、始まりだった。
捕獲器というものを知らず、どうすれば保護できるか考えた。
餌付けして、母猫を触れるようになった時、
母猫に、首輪とリードと、リードにさらに長いひもを結んだ。
子猫は近づくと逃げたが、
遠くから、ひもで母猫を引っ張ると、
母猫には、子猫がゾロゾロと付いてきた。
そのまま、家の玄関まで移動して、全匹が家の中に入った時、
玄関の取っ手に結んでおいたひもを、遠くから引っ張り、
玄関の扉を閉めた。
譲渡会というものも知らず、
手作りのチラシを作り、配った。
上の写真が母猫。
同じ頃、
猫の飼い方を調べていたつもりが、
「動物を取り巻く悲惨な現状」を知ることとなる。
動物には「殺処分」というものがあり、
このような機械で、窒息死させられていることを知る。
野良犬や野良猫だけではなく、
飼い主の持ち込みが多いこと、
ペットショップの弊害であることにも、
愕然とした。
ペットショップの裏側に、こんな光景が存在することも知った。
売れることで、過剰に繁殖させられる命。
同じ年、愛護センターから、3匹を引き取るが、
次から次に、持ち込まれていた。
命は溢れているのに、
なぜ繁殖させているのだろう。
最大の疑問だった。
「よっぽど、猫が好きなんですね」
この言葉を、よく言われるようになったが、
まるで、ピンとこない。
苦しむ者を助けるのに、
好きとか嫌いとか、その度合いは関係あるのだろうか。
助ける人は、
犬でも猫でも、他の動物でも、人間でも、きっと助ける。
好きも嫌いも、関係ない。
苦しみがあると知ったら、
手を、差し伸べなくてはいけないのではないだろうか。
新座市 肥前様
12/27 M・M様 5,000円
1/6 M・Y様 3,000円
1/7 momo6nana6様 5,000円
1/7 T・H様 10,000円
ご支援、ご寄付を、誠にありがとうございました!!
活動を気にかけて下さり、感謝と共に、本当に助かります。
雪に、猫の足跡を見つけることが多くなり、何とかしたいと頑張っています。
いつも、ありがとうございます!!
収支報告が遅くなり、申し訳ございません。
9〜12月分の収支報告です。
(繰越金)¥123,649
(ご寄付)
9月 ¥17,0000
10月 ¥210,000
11月 ¥146,000
12月 ¥227,000
(支出)
不妊去勢手術代金(駆虫含む)
(ブログ内にて報告)
27匹 ¥438,500
(内訳)
メス19匹 ¥334,000
オス 8匹 ¥74,800
駆虫代金 ¥29,700
サークル、ケージ代金
¥33,405
その他、フード(療法食、口内炎の猫用)として、月1万円、猫砂代として、月1万円を使わせて頂きました。
また、医療費の中から、月2万円を使わせて頂ければと思います。
残額 ¥120,744
多大なお力添えを、誠にありがとうございました!!
また、フードのご支援、本当に助かりました!!
手術費用並びに、ワクチン費用も、ご寄付で賄うことができました。
躊躇なく、活動ができることに、有難い気持ちでいっぱいです。
今年は、時間の確保も課題の一つで、活動がどれだけ出来るかわかりませんが、何とか頑張りたいです。
心より、ありがとうございました!!