猫が、
30匹いた現場。
おじいさんが、入院することになり、
1週間、
私がご飯をあげに、通った。
おじいさんの家には、飼い猫もいて、
飼い猫は、私に預かって欲しいと、おじいさんは言った。
この猫は、3年前に、ペットショップから購入したのだそうだ。
3年前、
その時すでに、家の周りには、たくさんの外猫がいたはずだが、
それでも、ペットショップで、高額で購入する。
理解が出来ない。
おじいさんは、独身で、子供もいないのだが、
ペットショップは、
お金さえ払えば、誰にでも、簡単に渡す。
そして、
高額で売れる、
健康でピカピカな1匹を作り出す為に、
産まれてすぐに、
流通過程で、
杜撰な管理で、
売れ残り、
たくさんの命が、犠牲になる。
この写真に、野良猫の忌避剤が写っている。
おじいさん、
ご飯をあげていたら、増えてしまい、数を減らそうと、これを撒いたが、
猫はいなくならなかった、と言った。
ご飯をあげるのを止めてみたら、何匹かはいなくなったが、
何匹かは、待ち続けた為、
可哀想になり、やっぱりご飯をあげたと言った。
猫は可愛いが、増えすぎると邪魔になる。
子猫が産まれて可愛いが、冬にはいくらか減って欲しい。
よくある、パターン。
私は、このような人々は、
「自らが手を下さずに、猫を殺している」
と、考える。
ご飯を、
あげないなら、あげない。
あげるなら、あげ続ける。
あげるなら、「あげ続け」なくてはいけない。
そして、
あげ続ける為には、どうしたら良いのか。
不妊手術。
我が家にて。
1週間が経ち、おじいさんが退院した。
脇の下を切開して、
腫瘍が、良性か悪性か、3週間後に、結果がわかるそうだ。
まだ傷口が痛むので、もう少し預かって欲しいと言う。
私は、痛みが引いたら、連絡をくれるように、おじいさんに言った。
しかし、
連絡は、来なかった。
もう一度、おじいさんを訪ねる。
おじいさんは、
「中も、外も疲れた。ユッキー(白い猫)も、里親探しして欲しい」
と言った。
私は、外猫のご飯は、きちんとあげることを条件にして、
ユッキーの里親探しをすることになった。
今週の譲渡会。
このおじいさんの家の外猫だった、
子猫2匹が参加。
保護した頃。
譲渡会が終わり、雪が降り始めた。
そこへ、
子猫2匹と母猫が、庭にいるという情報が入った。
子猫は、まだ手のひらに収まるサイズだという。
時間がない、慌てて保護に向かう。
1日目、
子猫1匹を保護。
生後1ヶ月。
子猫は、どんなに寒かったことだろう。
お母さん猫は、どんなに不安だったことだろう。
この3匹は、保護出来て良かった。
しかし、
今も、
寒さに震え、
助けを待つ猫たちが、
たくさん、たくさん、たくさん、
いる。
11/18 ガンバルニャン様 10,000円
11/18 4237MIYA様 10,000円
11/19 トクメイ様 3,000円
11/21 K・S様 5,000円
11/26 M・M様 5,000円
ご支援ご寄付を、誠にありがとうございます!!
本当に、助かります。
躊躇せずに、活動に踏み切れます。
今回、私は失敗をしてしまいまして、掃除機を何種類か見ていて、自分自身の欲しいものリストに入れたつもりが、こちらの欲しいものリストに入れてしまっていまして、慌てて削除したのですが、送って下さった方がいらっしゃいました。猫の用品でもないものを、申し訳ございません。とても、助かりましたが、以後気を付けます。
皆様、本当にありがとうございました!!
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