先日の譲渡会、
3匹の猫に譲渡が決まり、
私は、
嬉しい気持ちで、帰り支度をしていた。
すると、
参加者の一人が、急にメソメソとし始めた。
「この譲渡会で、譲渡が決まらないと、家族に、山に放つように言われている」
その女性は言った。
私は、まさかと思った。
この女性は、
譲渡会を主催する会の会員であって、時折、譲渡会の受付けもしているのだ。
私は、その後、
里親様のお宅へ、猫をお届けする予定があった為、
とにかく、
その女性の電話番号を聞いた。
そして、
お届けが終わり、私は、女性に連絡を取った。
女性は、
保護した場所に戻す、と言った。
しかし、
家族に反対され、保護した場所に戻したが、
女性の家に戻って来るために、山に放つと言ったのだろう。
私は、猫を引き取ることにした。
女性のご自宅へ。
猫は、そのまま、車庫に置かれていた。
半分入ったフードを渡され、
そして、
「この子、散歩が好きなので」
と、リードとハーネスを渡された。
私は、ずっと、イライラしていたのだが、
猫を車に乗せた時、
その女性が、
猫ちゃん、バイバーイ、と何度も言うことに、
一番、イライラした。
住宅地でご飯を貰って生きていた猫を、山に放つ。
それは、
「今よりも、さらに悪い状況にすること」
そんなこと、
絶対にあってはならない。
もう、猫に関わらないで欲しい。
この現場。
保護作業をしていると、
小学生の男の子に声をかけられた。
「家の下の所に、子猫がいるんですけど」
男の子に案内されて見に行くと、子猫の鳴き声がする。
この排気口を覗くと、
子猫の顔が見えた。
母猫が、この中で出産して、子育てしていたのだろうが、
子猫がいるとわかった、男の子と、この家のおばあちゃんが、
どこかへ行ってしまわないようにと、出入り口を網で塞いだ。
その結果、
この場所から、母猫が、子猫の元へ行けなくなってしまっている。
母猫は、何度も、子猫の所へ行こうとしただろう。
まずは、子猫を保護。
母猫は、恐らく、この近くにいる。
匂いの強いご飯と、
最終的には、虫取り網で、保護。
1時間以上かかり、汗だくになった。
子猫は、4匹だった。
そして、
母猫を発見。
ケージに入った子猫を見ている。
母猫を保護。
子猫は、まだ200グラム前後だった。
すべての疲れが、
吹き飛んだ。
7/19 K・M様 ¥5,000
7/20 H・Y様 ¥50,000
7/21 M・M様 ¥2,000
7/23 K・S様 ¥5,000
ご支援、ご寄付をありがとうございました!!
応援して下さる方のおかげで、疲れも吹き飛びます。
以前は、フード代や、治療費、手術費用のことばかり考えていましたが、今は、いろんな事が、躊躇なく出来ています。本当に、有難いです。感謝の気持ちでいっぱいです。
心から、ありがとうございました!!