「猫好きが、猫を苦しめている」




繰り返される、

不幸の連鎖を断ち切りたい。



100匹を保護することは難しい。

だから、

1匹が、1匹の内に、不妊手術を。



この現場、

15匹以上の猫を、確認。



6匹、手術が終わり、さくら猫へ。




経過観察後、リリース。



鼻水が出ていた猫だけ、
抗生剤で鼻水は止まったが、しっかりと治したい為

もう数日、我が家で抗生剤を飲ませていた。



そこへ、奥さんから、メッセージ。

この猫が戻って来ないので、早く戻して欲しいと。


鼻水の治療をしていることを伝え、
傷がたくさんあった為、外暮らしが、かなり長い猫ではないかと聞くと、

このような返信が。





一見、優しい文面に感じられるが、

違う。


本当の優しさがあるならば、


子猫は生まれないようにするし、

鼻水が出ていたら、治してあげるし、
6年も、氷点下の大雪の冬を、外で過ごすことなどさせない。



オス2匹、捕獲。

去勢手術。


さくら猫へ。




メス2匹、捕獲。

不妊手術。


さくら猫へ。


この、グレー色のメスは、



先に手術して、リリースした、このオスの兄妹ではないだろうか。



そして、
この2匹の兄妹と思われる猫、もう1匹は、家の中で飼われていた。



奥さんに聞くと、
この1匹だけは、子猫の時に、家の中に入れたのだそうだ。

子猫が産まれると、ピックアップして、家の中に入れているのだろうか。





メス2匹をリリースに行くと、ご主人と奥さんが、ちょうど出かけるところだった。



とても警戒心の強い2匹を見て、

「あまり、見かけない猫」

と言った。



ケージから、激しく飛び出して、走っていく2匹の猫を見て、


ご主人は、微笑ましい光景でも見るかのような表情で、
ハハッと笑った。


(何だか、よくわからない人に連れて行かれ、ようやく、自由になれたね)


そう思っているように、私には見えた。





「2匹は、妊娠してました。堕胎になりました」




奥さん、うっすらと目に涙が。


その涙が、本当ならば、

もっと深く、もっと広く、もっと先のことを想像して欲しい。


「とても警戒心が強く、もう二度と、人に触れられることが、ないかもしれません」



名前を呼ばれ、人に撫でられることもなく、一生を終える猫が、ここには、たくさんいますね






すべては、 



愛でられるべき命。











日本では、流通過程で、
毎年2万匹以上の犬猫が、死んでいる。これは、犬では殺処分を上回る数。










東京都  勝田様

ご支援をありがとうございました!!フード代の費用を、手術代、医療費に回すことが出来ます。助かります。ありがとうございました!!


5/30  H・A様   10,000円
5/31 M・N様   30,000円
6/1   M・Y様   3,000円
6/2   タマ様   3,000円
6/3   K・A様  3,000円
6/3   N・H様   5,000円


ご寄付をありがとうございました!!
ひとつひとつ、このような現場を潰していきたいです。力を貸して下さり、感謝ばかりです。心から、ありがとうございました!!




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