野良猫を、

たくさん見かける地域だった。







ご飯をあげている、拠点と思われるお宅を発見、訪問することにした。


玄関脇には、たくさんの猫ハウスが。




こちらのお宅の奥さんに話を伺ったところ、不妊去勢手術はされていなかった。

そして、
何匹いるかは、わからないという話だった。




この時期、
妊婦猫、子猫が産まれているのではないか、と聞いたところ、


一週間ほど前に、玄関脇の猫ハウスの中で、3匹の子猫が産まれたが、

母猫が、子猫を連れて、どこかへいってしまったという。


奥さんが撮影した、3匹の子猫たち。






奥さんに、
母猫と子猫が、戻ってきたり、いる場所がわかったら、

すべてを一緒に保護したいので、連絡をくれるように言った。


そして必ず、素手で触らないようにと、伝える。

素手で触り、
人間の匂いが、子猫に付いた場合、母猫は、育児放棄してしまうことがある。








その日は、

2匹のメス猫を捕獲。




秋に産まれた、姉妹猫。

他の兄妹は、死んでしまった。



2匹は、目が上手く開かないようだった。






不妊手術と一緒に、目を診察してもらう。

さくら猫へ。






数日の抗生剤と目薬の投与で、目はかなり良くなった。



この2匹は、必ず、里親さまが見つかる。

しかし、今は手術を進めることに、いっぱいいっぱいだった。

2匹を、リリースしながら、
譲渡会に参加させること、里親さま探しをすることを、視野に入れる。







数日後、奥さんから、電話があった。

子猫が一匹だけ、猫ハウスの中にいるという。




奥さんに、母猫が戻ってくるかもしれないので、 様子を見守りながら、
戻って来なかったら、家の中に入れて、子猫の身体を温めるように言った。


夜はまだ冷えるし、風の強い日が続いた。





こちらのお宅、家の中には、ペルシャ猫やマンチカンなど、数匹の猫がいる。





そして、ペルシャ猫に子猫を産ませてもいた。






一匹だけ戻ってきた子猫、スクスク育った。



2ヶ月になったら、里親さま探しをして良いかと聞いたら、奥さんの話によると、ご主人が飼いたいと言ったのだそうだ。


ご主人、
「育児放棄された、野良猫の子猫を助けた」
というスタンス。



何とも、私は、釈然としない。


周囲では、外猫が、
「産まれては死に、産まれては死に」を繰り返しているのに、家猫にも産ませている。



奥さんに、外猫を減らす方向で、手術していいか、里親さま探しをしていいか、と念を押す。



奥さんは言った。


「ずっと周りに猫がいて、子猫産まれると可愛いし、寂しい」




私は言った。


「家の中にも猫がいて、奥さんの、ほんの少しの楽しみの為に、どれだけの猫が犠牲になっているのですか」







猫好きが、


猫を苦しめている。

















ご支援、誠にありがとうございました。



           (猫砂2袋を5セット頂きました)


5/7  M・Y様  3,000円
5/9  N・H様  5,000円
5/9  ミケネコヨリ様  10,000円
5/13  ガンバルニャン様  2,000円
5/13  カナ様  10,000円
5/13  N・E様  5,000円



ご支援、ご寄付をありがとうございました!!
今まで、フード、猫砂に使っていた費用を、手術、医療費に使うことが出来ています。本当にありがとうございます!!
ご寄付は、まだ続く、不妊去勢手術費に使わせて頂きます。助かります。
心から、ありがとうございました!!



ご支援のお願い




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