そして今週、2匹のキジトラ、姉妹猫を保護しようと思っていたら、
ご飯をあげている、こちらのお宅の奥さんが、
「あの2匹は、隣の隣のおじいさんが飼っていて、勝手に手術したら、怒られるかもしれない。おじいさん、とても気難しい人で…」
と、言った。
私は、
手術の了承を得る為、おじいさんの家を訪ねた。
ところが、おじいさん、
「私は、全然関係ないよ。たまに見かければ、エサあげたりはするけれど。隣の隣の家の猫だよ」
その事を、奥さんに伝えたら、メールでこのような返信が。
話が食い違っているけれど、
このような状況では、よくある話だと思う。
皆、自分に都合よく考えようとする。
とにかく、
手術ができるから、良かった。
キジトラ、姉妹猫2匹と、
白い猫を保護。
3匹、不妊手術。
さくら猫へ。
そして、交尾していたメス猫。
不妊手術。さくら猫へ。
残るは、あと3匹。
手術が終わって、迎えに行った日、
看護師さんが、
「妊娠してる子いましたよ。動いてるってわけではなかったけれど、小さいのが、ポコポコと」
この白い猫、
交尾しているのを見たから、妊娠していることは、わかっていた。
今までも、
明らかに妊娠してる猫を、手術してきた。
でも、看護士さんから、直接、話を聞いてしまったからか、
帰り道、涙が出てきた。
命を、
尊い命を、大事にしたいのに、
命を、亡くしている、
この矛盾。
自分なりに調べて、先の先を考えて、
こうするしかないと、理解して、納得して、何の迷いもないのだけれど、
帰り道、車の中で、
涙が止まらなかった。
TNRは、出産間近であれば、産ませることもあるけれど、
この時期、堕胎手術が多くなる。
その事が、とても苦しい。
不幸な命を無くしたくて、頑張っているけれど、
それは、まだ見ぬ命であるから、救っているという実感は持てず、
手術する目の前の命に、怖い思いをさせて、
保護したくても、限界があるからと、断腸の思いでリリースする。
そして、
あの時リリースした猫は、どうしているだろうと、
その、つらい思いが積み重なる。
時間を使い、神経をすり減らし、
何の見返りも求めず、その苦しい作業を、
自費で行なっている方々が、
全国に、たくさんいる。
自称「愛猫家」は、このようなことを、どう考えているのだろうか。
可愛いだの、癒されるだの、猫の素晴らしさばかりを口にしているが、
「愛猫家」は、自信を持って、愛猫家といえるのだろうか。
ご支援のお願い
春に向けて、外猫の不妊去勢手術に取り組んでいます。
どうか、お力添えをお願い致します。
ゆうちょ銀行
記号番号 18470-13137971
口座名義 サイトウ カオル
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ありがとうございました!!なかなか買いに行けず、送って下さることが、本当に助かります。応援、ありがとうございます!!
3/17 タマ様 ¥3000
3/18 K・A様 ¥3000
3/18 K・S様 ¥10000
3/18 N・E様 ¥10000
3/22 M・N様 ¥30000
助かります。本当にありがとうございます!!
頭数多くて、一人では出来ませんでした。一緒に活動して頂ける有り難さを、噛み締めています。
心から、感謝致します!!