1月11日。

ゴミ処理場の近くにて、寒さで衰弱している所を、

保健所によって保護された猫。



少なくとも2ヶ月、

その付近にいたという、目撃情報。



推定10歳、オス。

未去勢。

要治療。




一生懸命、生きてきた。


生きる為に、生きてきた。



それなのに、最後に殺処分って、一体、どういうことなんだ。



大雪の中、

寒さに、飢えに、

必死に耐えて、生きてきた。


それなのに、

なぜ、最後まで、


保健所のガス室で、

もがき苦しみ、

死ななくてはいけないのか。





掲載期限は、2月1日であった。

その数日前、

(どうか、決まっていて欲しい)

そう思いながら、保健所へ電話した。


しかし、希望者はいなかった。

問い合わせの電話も、まだ無かった。



私は、保健所の職員の女性に、

もし、希望者がいなければ、

私が引き取ることを告げて、電話を切った。




そして、2月1日。

私が、引き取ることに決まった。


北海道新幹線が開業し、函館まで、1時間で行けるようになった。

そこから、
江差保健所までは、車で1時間半。
レンタカーで行くことを考えていたのだが、


保健所の職員の女性のご厚意で、

新函館北斗駅まで、
引き取る猫を、連れてきて頂けることになった。


本当に、有り難かった。



当日。

新函館北斗駅の、改札を出た所で、
職員の女性から、

オス猫を、受け取った。




この不安そうな瞳。

そして、震えている。



新幹線の車内にて。



おとなしい。

鳴きもしない。



ただ、震えてる。


きっと、
どこに連れて行かれるかわからない、恐怖。



自宅へ。



身体が、随分きれいになっていたのを見て、


保健所の職員の女性に、
身体を拭いて下さったのか、と聞いたら、


身体を触ろうとすると、怖がるので、
一度も拭いたことはなく、


保健所に収容されてからの20日間、

自分で、一生懸命、きれいにしていた、ということだった。



病院にて、検査、治療。

そして、去勢手術、耳カット。




どうか、

保健所の収容情報を、よく見て欲しい。

そこには、確実に、

助けられる命がある。




不安に怯えた、

その目を、その顔を、



ガス室に送り込み、

さらなる、恐怖と苦しみに、


歪む顔にすることなど、

絶対に、あってはいけない。





見て見ぬふりをしていないだろうか。


かわいそうだから、

見たくない、知りたくない、になっていないだろうか。



助けられる命がある。

保健所のガス室から、

恐怖から、

絶望から、

哀しみから、


想像を絶する、苦しみから、


救い出せる。




そして、

幸せへと、

導くことが出来る。


















ご支援のお願い
個人で、野良猫の保護、不妊去勢、里親探しをしています。また、多頭飼育崩壊現場の不妊去勢をしています。
1000円で、20数匹の猫が、1日充分に食べることができます。
どうか、ご支援よろしくお願い致します。



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フリマボランティアfrei(フライ)様より、ご支援を頂きました。



frei様は、フリマの売り上げから、経費を除いた全ての金額を、動物の愛護活動ををされている方々に、支援金又は、支援物資として、寄付をされています。
フリマに出品する商品を、寄付して下さる方がおり、そして、支援物資にかかる送料も、寄付による書き損じのハガキを切手に交換して利用するなど、
今回、その活動内容を深く知り、大変、感激致しました。
freiの皆様、また、frei様にご寄付下さった皆様、誠に、ありがとうございました。
そして、マロンママさん、お声がけして下さり、ありがとうございました。


2/7  久保田様
2/7  ナガタ様
2/8  宮崎様
2/8  ナナ様
2/8  ツネダ様
2/12  ガンバルニャン様
2/13  カナ様
2/13  ナカムラ様
2/13  牧原様
2/14  オオサト様


ご支援ありがとうございました。
ご支援頂けたことがあり、今回の保健所からの引き取りも、決断することができました。
今まで、出来なかったことが、出来るようになりました。ご支援下さる皆様のおかげです。
誠に、誠に、ありがとうございました。