私は、

春先にメス猫を保護したことがない。


それは、きっと、

子猫やメス猫は、冬にたくさん死んでいるから。


春先に保護するのは、

ボロボロになったオス猫。




保護活動一年目。

初めての冬のことだった。


私の住む地域には、まだ野良猫が多く、


そして、私は、

野良猫が、

凍死したり、

屋根雪に埋もれたり、

一夜にして、雪の壁に閉じ込めらる、


という現実を知った。



何とか、1匹でも多くの野良猫を保護しようと、

自宅の周りと、
少し離れた周辺にも、

たくさんの置きエサをした。



そして、次の日、
置きエサがなくなっていた場所から、
自宅へ繋がるように、

少しずつ、置きエサを移動した。




それを毎日続けていたら、




3匹の猫が、
自宅の風除室に、ご飯を食べに来るようになった。








その頃、私は、

捕獲器というものを知らなかったので、
少し慣れてきたら、風除室の扉を閉めて、保護しようと思っていた。


しかし、扉を閉めようとすると、
スッと外へ出てしまい、なかなか保護が難しい。









そのうち、
3匹が、風除室で、はち合わせしてしまったら、ケンカになるのではないか、


ケンカになって、3匹のうちの1匹でも、
この場所に来なくなったら、どうしようか、と心配になっていた。



しかし、違ったのだ。

私は、驚いた。


3匹が、
一緒にやってくるようになったのだ。






ほどなくして、
3匹は、無事、保護することができた。







 


この写真の、左上に写っている子猫は、
多頭飼育崩壊現場より保護。


保護した時は、状態酷かったが、




とても、可愛くなって、

里親様の元へ。








保護活動7年目。

現在。



当時の3匹の猫は、
しばらく仲良く暮らしていたが、


サバトラの猫は、里親様の元へ。

年長だった、
キジトラの猫は、昨年亡くなった。


黒猫は、我が家に、今も健在。



自宅の近くには、
野良猫を、あまり見なくなったが、

テリトリーが空けば、
別の地域から、新しい野良猫がやってくる。



置きエサは続けている。




風除室で、猫を遊ばせる。





連日の氷点下。


家のない、
お腹を空かせた野良猫に、


この場所を見つけてもらいたい。






朝、仕事へ行く為、

風除室から、庭に出た。






ナナカマドの木の下に、


猫の足跡、

そして、マーキングが。






ここで、
風除室にいる猫たちを、見たのだろうか。




僕は、ここにいる。



猫が、そう言っているように、

私には、思えた。



















ご支援のお願い
個人で、野良猫の保護、不妊手術、里親探しをしています。また、多頭飼育崩壊現場の不妊手術をしています。
1000円で、20数匹の猫が、1日充分に食べることができます。
どうか、ご支援よろしくお願い致します。



ゆうちょ銀行
      記号番号  18470-13137971
      口座名義   サイトウ  カオル

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フウカンママ様、たくさんの猫砂を、ありがとうございました。いつも、ありがとうございます。

1/10  ミナミ様
1/10  砥石様
1/10  マナべ様
1/14  カナ様
1/15  ノバウサギ様

ご支援、ありがとうございます。
捕獲器のバネが伸びて来たり、錆び付いてきたものがあるので、新しい捕獲器の購入を考えていましたところ、大変助かります。
いつも、この場でのお礼となってしまうこと、大変申し訳ございません。
本当に、ありがとうございました。