ひとり保護活動7年目、

のはずが、

ひとりではなくなった。



それは、昨年、

本当に、たくさんの方々に、

助けて頂いたからだ。




改めて、御礼申し上げます。

ありがとうございました!!



皆も、

お礼を言いたくて集まってきた様子。

皆からも。




ありがとうございました!!










改めて振り返ると、保護活動を始めたのは、

野良猫をよく見かけた、

今の地域に、引っ越してきたことが、きっかけだった。

ある日、黒の母猫と5匹の子猫を発見。

もうすぐ冬。

この子猫たち、

青森の冬を生きていけるわけないだろう、と思った。


近づけば逃げる。

その時、捕獲器など知らなかった。


まず、自宅の庭にて、

母猫を、餌付けで人慣れさせ、首輪と長いリードを付けた。


そして、自宅まで引っ張り、それに子猫5匹が、ぞろぞろと付いてくる。


玄関まで入ったら、玄関の取っ手にもヒモを付けておき、

全匹が入ったのを確認し、

ヒモを遠くから引っ張り、ドアを閉めた。



7年前、

これが、初めての保護だった。


当時、作ったチラシが見つかった。



このチラシを、たくさん配って、

子猫5匹に、里親さんを見つけることができた。


お母さん猫、手術へ。




その後、猫の飼い方を、ネットで調べているうちに、


「野良猫が、あまりにも過酷な環境にいること」

「野良猫の繁殖能力の高さ」

「殺処分の現実」


を知ることとなった。



今まで家族だった動物を、

保健所に捨て、殺し、人は、のうのうと生きていけるのか。


殺処分がある一方で、

ペットショップでは、命を繁殖させているという現実。

世の中、おかしいと思った。



私は、何をどうしたらいいのか、わからなかった。

まずは、この現実を、人に伝えること。


不妊去勢手術をして、繁殖を食い止めることが、

殺処分ゼロへ、必ず繋がっていくと思った。


そして、

自宅の風除室で、ひとり保護活動を始めた。



費用と時間を捻出する為、

旅行も、映画も、洋服も化粧品も、すべて、やめてしまった。

イベント事は、一切無視して、

年賀状も書かなくなり、人付き合いもやめてしまった。



自宅の風除室で、

30数匹を保護、手術、里親探しをしていたら、

いつのまにか、近所に野良猫を見なくなった。


成果が出た事が、とても嬉しかった。





それからは、スーパーの駐車場や、保護しやすい場所で保護を試みたが、

近づくと逃げるので、難しい。


そして、餌やりさんのいる、餌場を探すことが近道だと気付いた。


餌場から派生して、野良猫はどんどん増えていく。

餌やりさんのいる場所は、リリースできることも多い。

必ず成果の出る場所。





昨年の夏、

「わたしにできるだろうか」の現場。









メス7匹、オス3匹、子猫4匹。

その他に、

生まれたばかりの子猫の鳴き声。

発情するメス猫の鳴き声。



私は、その場にしゃがみ込み、

「もう、無理だ」

と声を出した。



同時期、チャコちゃんの11匹の現場も発見してしまう。



悩みに悩んで、ご支援をお願いすることにした。


そして、

たくさんの方の応援で、たくさんの猫を手術することができた。


ひとり保護活動が、

ひとり保護活動ではなくなった。



本当に、感謝の一年であった。



感謝を忘れないこと。

長く続けるために、健康にも気を配る。

そして、後悔、反省、失敗したことを、必ず今後に生かす。



















ご支援のお願い
個人で、野良猫の保護、不妊去勢、里親探しをしています。また、多頭飼育崩壊現場の不妊去勢をしています。
1000円で、できることたくさんあります。
どうか、ご支援よろしくお願い致します。


ゆうちょ銀行
      記号番号  18470-13137971
      口座名義   サイトウ  カオル

他銀行からゆうちょ銀行へお振込みの場合
       普通     八四八店
       口座番号  1313797


12/26  シマダ様
12/27  KONB様
12/28  羽田様
12/28  スナオ様

ご支援ありがとうございました。
本当に助かります。
本当に、ひとり保護活動が、ひとりではなくなりました。感謝申し上げます。