この土手を這い上がり、
地上に出てくる、
白い猫を見た。
白い猫は、小動物でも食べたのか、
顔が汚れていた。
そして、何とも言えない、悲壮感が漂っていた。
もうすぐ雪。
この場所に、
一軒だけポツンとあるお宅を訪問した。
事情を話し、捕獲器を置かせて頂けることになった。
数日後、捕獲器の中の、
入り口付近のご飯を食べた形跡があった。
この場所に、来ている。
保護できる、と思った。
エサ場は、あるのだろうか。
人間から与えられるエサ場と、寒さを凌げる場所が無ければ、
雪国の大雪では、
凍死。餓死。
雪が降り、下水道に身を潜めていた猫は、
一夜にして、
雪の壁に閉じ込められる。
白い猫は、この場所に来ているのだろうか。
もう、3週間。
保護できない。見つけられない。
こちらのお宅のご主人、
「もういいんじゃないの?」
「何とか、雪が降るまでお願いします」
今週、別の現場で、茶白の猫を保護。
そして、次の日の朝、
目覚めて、ウトウトしていると、
何かが滑り落ちる音。
嫌な予感。
窓の外を見る。
雪が積もっていた。
どうして、同じ犬や猫なのに、
中にいたり、外にいたり、
殺されたりするんだろう。
たくさんの人が、
保護したり、里親探ししたり、手術したり、
頑張っているのに、
それなのに、
どうして、まだ外に、
たくさんの猫がいるんだろう。
それは、
人間が、捨てるから。
個人で、野良猫の保護、不妊去勢、里親探しをしています。また、多頭飼育崩壊現場の不妊去勢をしています。
1000円で、できることたくさんあります。
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