プロ野球も大詰めを迎えて、混沌としてきました。
西武はソフトバンクに３連敗して首位陥落のピンチです。
セ・リーグは中日と阪神の争い…ですね。(自分はジャイアンツファンなのですが)
さて、今年のように上位が白熱した戦いならいいのですが…
クライマックスシリーズついて思うこと。
自分は落合監督が大嫌いですが、ＣＳ反対については同意見です。
やはり、１４４試合も戦ってきて優勝しても日本シリーズ出られるか分からない。
単なるリーグ優勝。
これって、レギュラーシーズンを冒涜してますよね。
３位までに入れば、シリーズに出るチャンスがあるわけですから。
そもそも、ＣＳは野球人気の凋落から消化試合をなくすために導入されました。
表面上は消化試合が無くなったように見えます。
しかしその反面、優勝を争う”天王山”の価値が低下してしまったのです。
本来なら９/１８～９／２３のセ・リーグは優勝を争う上での天王山で、
ひとつも落とせない総力戦・しびれる戦いになるはずだった。
阪神-巨人の甲子園決戦！中日-阪神のナゴヤ決戦。
しかし、昔よりも白熱度が低いのはＣＳがあるから。
たとえ負け越しても最悪ＣＳ確保すればいいのですから。
確か昨年、巨人と中日の９月の天王山がありました。
中日が優勝するためには３連勝しかない状況で、あっさり３連敗。
拍子抜けしたのを覚えています。
あのとき、ＣＳが無かったら…おそらく総力戦で中日は向かってきたでしょう。
しかし、もうあきらめたかのような気迫を感じない試合でした。
ＣＳに向けて無理しない・２位を確保できればいいといった感じでした。
これが、ＣＳの弊害なのです。
しかも、昨年のＣＳは納得いかないことずくめ。
昨年の３位はヤクルトなのですが…勝率５割未満。
「勝率５割に満たないチームが、リーグの代表をかけて争うＣＳに出る資格あるのか？」
２位の中日とのゲーム差は１２ゲーム。
「これだけ圧倒的な差をつけたのに、１勝のアドバンテージだけでＣＳって…おかしいやろ」
これがね、今年のセ・パみたいに僅差の白熱した戦いなら、まだ許せるけどね。
ＣＳ…無くせと言っても無理だろうから、なにか考えないとね。