三男くんが、確か小学5年生の時でした。
ちょっと遠くの神社のお祭りに、遊びに行きたいと、頼み込んで来ました。
「遅くとも、7時に帰って来る」
と約束して出て行った三男くん。
真夏とは違って9月ともなれば、周りは既に薄暗くなってきているなか、お誕生日に買ってもらった腕時計をはめて出掛けていきました。
真夏とは違って9月ともなれば、周りは既に薄暗くなってきているなか、お誕生日に買ってもらった腕時計をはめて出掛けていきました。
本来なら人影が少なくなり始める時間帯のはずですが、神社に近づけば近づく程、人が集まって来ます。
この
『人が集まり盛り上がる感じ』
は、否が応でも気分がアガって来ます。
そんなに大きくない神社に、夜店が出て、そこに方々から人が集まると、ギュウギュウの寿司詰め状態になります。
そこで、たくさんのお友達に会うのですが、友達は、どこか違って見えます。
中には、久しぶりに会う友達がいたりするので、
そんなに大きくない神社に、夜店が出て、そこに方々から人が集まると、ギュウギュウの寿司詰め状態になります。
そこで、たくさんのお友達に会うのですが、友達は、どこか違って見えます。
中には、久しぶりに会う友達がいたりするので、
『懐かしさ』や『驚き』もあって、とても濃厚な時間をすごせます。
自分が今まで関わってきた友達が、同じ時間、同じ場所に一度に集まっているのですから、時間と空間が凝縮され、そこには非日常の空間が広がることになります。
これがまた、
『盛り上がる』
のですね。
そんな楽しい時間を過ごしているうちに、いつしか帰る時間が近づいてきて、三男くんがそろそろ帰ろうと友達を誘ってみますが、皆なかなか帰ろうとしません。
『みんなは、遅くまでいれていいなぁ』
『なんで、僕だけ、早く帰らないといけないんだろう』
そんな風に思ったでしょう。
しかし、三男くんは、エラかった!買ってもらった時計を見て、他の人に流されずに、ひとりで、帰ってきました。
まとめますね。
お祭りは、楽しいモノです。
まずは、
『お祭りは楽しいモノ』
という事を、子供たちに味わせてあげること。
同時に
約束の時間になったら、帰るということで、
『約束を守る事は人の信用を得ること』
である事を学ばせられます。
そこは、腕時計を持たせると効果的です。
買って貰った腕時計を見て、ちょっぴり、大人の気分を味わいながら、時間通りに帰るということの練習が出来るのです。
やーとやっと でした。
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追伸
実は、7時の帰宅には間に合わず、7時半を過ぎました。当然、家の鍵は掛けてあり、暫くはなかに入れてもらえなかった三男くん。
時間通りに帰って来れなかったことを反省したころを見計らって、ドアを開けてもらった三男くんは、入った途端に泣き出しました。
話しを聞いてみると、帰り道は、お寺とお墓を通らなくていけなく、その道が相当怖かった様です。
あまり、遅くなると、怖い目に合うということも、勉強になったと様でした。
やーとやっと でした。
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