ハッピーファミリー 家族のための投資『円以外の通貨も含める事で資産価値の変動を吸収する1/2』 | 四人の男の子のパパが、サッカーや勉強を通してどんな事を伝えているか?子供や家族の将来の不安にどう対処してるか?を書いたブログ

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月〜木曜日は、子育て・勉強について、金曜日は、家族を守るための投資について書いています。
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『早く大きくなーれ 子供たち』4人の男の子に日々教え込む、やーとやっとです。

家族の安定した生活を支えるには、様々な現金の流れを産み出すことが解決手段だと考えています。

そして現金を産み出す資産を作ることが『家族を守るための投資』であり、具体的な手段の1つとして不動産投資があります。

毎週金曜日に、家族を守るための投資として、不動産のお話をしてきましたが、今回と次回のみ、視点を変えて資産に円以外の通貨を組み入れる際の考え方、例として米ドルについてお話しをしますね。

米ドルの為替は、一時1ドル120円ぐらいまで円安が進んだり、80円の円高になったりしました。

今年の前半ぐらいまでは100〜120円の間を行ったり来たりしていましたが、後半に最大で150円の円安となり、現在は140円まで戻している状況です。

ここで、円安について簡単に説明しますね。

120円が円安と表現したのは、以前は80円という時もありましたので、その水準と比べると円安と表現しています。

又、140円が円安とも表現しました。これは、100〜120円で推移していた頃に比べると円安と表現しています。

この様に、「以前と比べて」という意味が円安には含まれています。

繰り返しになりますが、ドルを80円で買えたこともありましたが、1ドル120円となると、120円出さないとドルが買えなくなり、「以前と比べて」円の価値が下がって円を多く出さないと買えない。

という意味なのです。

ここで、

『円の価値が下がる』ということを、『ドルを大根』にみたてて説明しますね。

ドルという大根は、今は100円として、少し前まで90円だったとしましょう。

『ドルの大根1本、90円だったころは、今と比べて、ドルの大根は安かった』です。

ドルの大根1本→1ドルに言い換えると・・。

『1ドル90円だったころは、今と比べて1ドルは安かった』となります。

ねっ。簡単でしょ。

『前は、90円で買えたドルの大根が、今は100円出さないと買えない』

『ドルの大根の値段が上がっちゃった』

と表現出来るのです。

これを、日本円の価値ということに注目して表現すると

『1ドルを90円で買えていたけど、円の価値が下がっちゃって円をいっぱい出さないと買えなくなっちゃった』

とか、

『今までより10円分、円の価値がさがっちゃって、100円出さないと1ドルを買えないんだよね』

と言う風に言い換える事ができます。

『円安=円の価値が下がる』

ということなのです。

この様な円安、円高は、財務大臣の判断・指示で日銀が代行して「ドル売り・円買い介入」「ドル買い・円売り介入」を行い、市場の円の量を調整しようとします。

「していました。」と言った方が正しい表現かもしれません。

かつては、市場の円の量の調整や諸外国との協調介入などで円安、円高はある程度コントロールが出来たのです。

現在では、金融市場のプレーヤー(国だけでなく豊富な資金を持った資産運用プレーヤー)の扱う金額が増え、財務省の政策や各国の協調介入では、為替のコントロールは難しいとされています。

現在の為替の介入は、その国の考え方(例えば、円安を国が良くないと考えている意思表明)や国の資産(市民から集めた税金)であるドルの量を調整している様に見えています。

ひとつの国でさえ円安、円高のコントロールをすることが難しいとされる為替の世界で、個人が円安、円高を予想することはとても出来ません。(外国為替で商売や投資をされている方も相当シンドイ思いをされていると思います)

そこで、個人の資産の事を考えると

『円の価値が上がっても、下がっても、資産全体として、影響をあまり受けない様にするにはどうすれば良いか?』

と考える事が、為替の影響を最小限にする方法、大袈裟にいうと、その様な戦略を採用することはアリだと思います。

まず、現状の課題を設定するところからです。

『円の通貨だけの資産を持っていることは、円の価値が下がると、資産の価値が下がってしまう』

と考える事が出来ます。

では、どうすれば円の価値が下がっても資産が減らないようにできるのでしょうか?

ここで、『円の価値が下がった時に、価値が上がる他の通貨を組み入れることで、資産全体としては価値が変わらないようにする』という考え方が出てきます。

とここまでたどり着きましたが、長くなりましたので、続きは、次回にお話しますね。


やーとやっと でした。
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