『早く大きくなーれ 子供たち』4人の男の子に日々教え込む、やーとやっとです
『マギ』というのは、テレビでも放送されたマンガで、魔法使いとロールプレイングゲームとが一緒になったような、ストーリーです(ちょっと紹介が雑ですね・・。)
こっそりというよりは、かるーい気持ちで、ヤフオクで入札したら、まさか落札するとは思わなかったらしく、
本人は、
『ビックリしているというのが本当のところ』
の様でした。
ヤフオクの落札について知る事と、インターネットの世界の入口を体験する良い機会なので、落札後の一連の流れは、ぜーんぶやってもらうということになりました。
『◯◯様
ご連絡ありがとうございます。
ヤフオクの落札について知る事と、インターネットの世界の入口を体験する良い機会なので、落札後の一連の流れは、ぜーんぶやってもらうということになりました。
『◯◯様
ご連絡ありがとうございます。
・・・』
まずは、メールのやりとりから、家内さんが横について、指導します。
苦労して、メールを送っていました。
タイピングは鍛えられたかな?
何回かのメールのやりとりで、次は、お金の振り込みです。
近くの郵便局に行って、振り込みも教えました。
そうやって、一連の流れを一通りやって、
ついに『マギの付録』が来たんです。
きっとうれしかったでしょう。
『ネット世界のやりとりを経験出来て、良い経験になった』
ということで、『めでたしめでたし』
となるはずだったんですが、ここからがあります。
それから、しばらくたったある日、風呂上がりの長男くん。髪の毛も乾かさずに、一生懸命パソコンで何やら、メールの文章を打っています。
それから、しばらくたったある日、風呂上がりの長男くん。髪の毛も乾かさずに、一生懸命パソコンで何やら、メールの文章を打っています。
「髪の毛乾かしてから、パソコンやりなさい」
パチパチパチ・・。
必死に文章を打っています。
必死に文章を打っています。
長男くんは、集中すると、すぐに聞こえなくなるタイプです。
何度言っても、まるで聞こえなくなるので、皆は呼び掛けるのをあきらめてしまいます。
僕は、その辺がしつこく、結構呼び続けます。
「あーやっと、送信できた!」
「落札してたのひとつスッカリ忘れてたんだよー」
「順番違うだろー。頭拭いてから、パソコンでしょ」と言いかけて横目でメールの内容を見てみると、
「!」
なにやら、クレームっぽい内容です。
「相手はなんて言ってるの?」
「相手はなんて言ってるの?」
「相手の返事は見てない」
「メールを送る前に、相手の言っていることを、知らないとダメだよ。まずは、返事をすぐ見なさい」
1週間前に、
「お返事を頂けない様なので、キャンセルします。悪い評価をつけられても、仕方がないですよ」という内容。
さらに2週間前にも一通。
「ご連絡ありませんが、いかがされたでしょう」
という内容。
長男くんには
「相手がいることなんだから、忘れることはもっとも悪い」
ということをキツメに言いました。
ハンベソをかいていた長男。
ハンベソをかいていた長男。
「ヤフオクで落札出来るとも思わなかったし、ママで内緒でやったことも悪い。おまけに、わすれちゃって、僕は謝るところがいっぱい」
と言って泣き出しました。
ママに怒られ、パパに怒られ、おまけに、落札した先からも怒られたんだから本人も良くわかったみたい。
「もう絶対にやらない」と長男くん。
しかし、そこは訓練です。
しかし、そこは訓練です。
「いや、やめちゃだめだよ」
「メールを見せてみて、ほーら、ちゃんと謝りの文言も入っているし、良くできてるよ。失敗しちゃったけど、フォローしているから、エライよ。六年生としては、すごいよ」
その頃、長男くんは、小学校六年生でした。
「いま経験したんだから、次はうまく出来るよ」
「いい経験したね」
「パパは応援するよ」
の言葉をかけてあげました。
ひとまず納得したみたいでした。
まとめますね。
ネットの世界に初めてはいった小学校六年生の対処としては合格点です。
親としては、
今は、どの家庭でも、簡単にアクセスできるインターネットの世界が家庭に直結しているということ。
を再認識しました。
これから子供たちがどんどん成長していきますが、ネットの世界とつき合わないわけにはいかないのです。
ただ、学校で教えてくれる訳ではありません。
教え方がある訳でもありません。
当面は、大人が自分のやって来た方法を教えるしかないのです。
大人になってから、初めて付き合うのではなく、
親の目が届く状態で、
『経験させて、失敗させて、教えて、応援する』
ということをやらせることが重要なのです。
やーとやっと でした。
Create Happy-Family with Intelligence