今回は、子育て中の、
特に「お母さん」に向けて書いています。
「子どもを見たら親が見える。」
教育関係で働いてる人(学校、幼稚園、保育園、塾、習い事など)なら、
一度は、言ったこと、聞いたことあるセリフ。
近くに教育関係の人がいたら、
「子ども見たら、だいたいどんな感じの親かわかる?」
と聞いてみて下さい。
まず間違いなく
「だいたいわかる!」
と自信を持って言うハズ。笑
正直に言うと、
自分(塾の先生)も言ってました(-。-;
「子どもを見たら、その子の親が透けて見えるわ( ̄へ ̄)」
って。
そりゃ、子どもが親に似てるところなんて、たーくさんある。
お母さんから生まれて
DNA引き継いでて
何年も一緒に暮らしてるから。
先生たちが言う、
「子どもの言葉や行動を見たら、『親がちゃんとしてるかどうか』なんとなくわかる!」というセリフ。
→これは単なる思い込み!
人は、自分の思い込んだことしか見えないので、
先生は、似てる親子ばかり記憶に残って
あるいは、似てる部分だけが目に入って
子どもを見たら親がわかる。
って思ってるだけ。
実際は
言動がよく似てる親子のもいれば
そうじゃない親子もたくさんいる。
親と子は、似てるところもた~くさんあるけど、
子どもは親の想定外の影響を受けてきて
どこでそんなコト覚えてきたん⁉︎という言葉を使ったり、
自分(親)ではありえないことをしたり。
(例:真面目なお母さんのお子さんが学校の授業中に寝てたり)
だから、子育てでしんどくなる前に、ぜひ
親(特に母親)と、子どもの間に境界線を!
親と子どもは別人格です
(↑↑当たり前ですが)
ということは、
「子どもの評価」と「親の子育ての評価」は別物です!
学校の懇談で、
「○○くんは、授業中に寝てました!
それに宿題やってきてません!」と言われても、
それは子どものやったことなので、親が謝る必要ナシ!
もしそう言われたら、子どもに、
「あんた、言われてんで!私が受けてるわけちゃうから、好きにしぃや!」
と、問題を親ではなく、子どもに投げる!
親が受け取らない!
これが家族円満のコツ。
知り合いで高校数学の先生をしているお母さんの子どもがいた。
子どもはわからんかったら親に聞ける🎵ラッキー🎵
…と思いきや、
子どもが高校数学を解けずに質問すると、
なんで、こんな簡単な問題が解けへんの!!
すっごくイライラして
不機嫌になるから
聞けないらしい(-。-;
親としたら、
「数学の先生の子どもが
こんな簡単な問題に苦労してる」
なんて思われたら・・・|||(-_-;)||||||
自分の評価がヤバイ!!!\(*`∧´)/
「
あそこのお子さん、お母さん数学の先生なのに、数学のテスト34点らしいよ-。」
と思われたらヤバイ!!
と、危機感を持っちゃったんでしょうね。
自分(親:数学の先生)が解けることと
子ども(高校生)が解けることは全く別のことなのに…( ̄Д ̄;)
中には
子どもはめっっちゃ真面目!
成績優秀!!
でも、親はそんな子どもを見て
誰に似たんかなぁ〜(^-^;;
私も主人も勉強が嫌いで嫌いで…
と笑ってる親もいました。
親と子どもの間に「線を引く」ということは、
子どもを親の思い通りに動かすのをやめる、
=子どもをコントロールしないこと。
親の「思い通り」にならなくても
子どもは大丈夫です(=´▽`=)
子どもが持つ能力を発揮していくためにも
コントロールして、
親の言うことを聞く「いい子」
をつくるのではなく
ぜひ「子どもの味方」になってください。
「子どもの味方」とは、
子どもの「言動」や「できること」「成績」で、
子どもを判断しない人。
子どもが元気でいるだけで、花マルを!
先生も人間ですから、思い込みや勘違いも当然あります。
だから、言われたことをそのまま信じてしまわないようにして下さいね。
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