ジョージア、奥の深い国(7) | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

今日はジョージア最大のブランデーの会社に連れて行ってもらう

ことになっています。

日本では最近あまりブランデーはメジャーなお酒ではありませんが、

中国ではコロナ後に白酒は若干減って、ブランデーの消費が増加

しているそうです。

 

私自身もブランデーはそれほど飲む機会がありませんが、

果たしてそんな私でも受け入れられるのでしょうか。。。

 

 

やっぱり今日も朝食代わりのカプチーノから始まります。

 

10時半にホテルでピックアップして頂き向かいます。

 

最初に行ったミネラルウォーターの会社の方向に向かって、

 

早々に到着です。

SALAJISHVILIという140年に亘る伝統の老舗ブランデーブランド

です。

 

会社の敷地もスッキリとして、トビリシ中心部からそれほど

離れていないにも拘らず、素晴らしい雰囲気です。

 

やはりジョージアにおけるワイン、ブランデー事業は国の基幹産業で

あり、施設も素晴らしいものばかりです。

 

敷地内をずんずん進んでいくと、アートスペースなどもあります。

 

そしてメインのビルディングに到着です。

 

ここでブランデーも作っており、まずはその施設を見せて

頂きました。樽から滲み出してくるブランデーの香りで、

立っているだけで酔っ払いそうです。

 

見学者も多いようで、展示スペースからテイスティングまでが

スムーズにできるように整備されています。

 

当然熟成のためのスペースなので、暗いですがかなりクリーンで

とても居心地の良い場所となっています。

 

このように古いお酒はボトルに入っていますが、ここに置いて

あるものはダミーだとのことでした。

 

19世紀のものも展示して、歴史の長さをアピールしています。

 

ここは現在生産しているブランデーを熟成している樽です。

天井に這わせているパイプを通して、樽に自動で移せるように

なっています。

 

この真ん中の樽は同社が現在保有している最古の樽だそうです。

既に使用はしていませんが。

 

オーストリアで作ってもらって、そこから持ってきたそうです。

 

歴史の重みを感じます。

 

メダルもありますが、訪問者の芳名帳(というかメッセージ帳)も

置かれており、数年前に訪れた日本人の感想とお名前が記載された

ページが開かれていました。

 

ここからは一旦地上に戻って、商品のラインナップを見ます。

XOやVSOPを始め、ジョージア独立の

100周年リミテッドエディションなどもあります。

こちらはペンのインクボトルを燃しているとのことでした。

 

ボトルからブランデーを抽出するポンプのようなものも付属し、

よりインクボトル感を演出しています。

 

このようなペーパーも付属しています。

確かこれがこのブランドで最も高価なボトルで、確か25万円くらい

の定価であったと思います。

 

その他にもいくつかリミテッドエディションがあります。

 

更にビンテージのモデルもありまして、私が生まれたビンテージの

ものもありました。

結構存在していない年代のものが多く、その年代の生産量の問題で

作れなかったようです。

 

それぞれにシリアルナンバーが入っており、各年代1000本限定

だそうです。

 

そしてテイスティングです。

 

VSOPとXOをトライさせてもらいます。

 

掌で温めて、香りを立たせながら飲みます。

 

甘い香りがプーンと漂ってきてとても美味しいです。

大きなソファに体を預けて、ゆっくり飲みたいです。

普段ブランデーを飲まない私でも、これは贅沢な気分になる

最高のお酒でした。

 

お店でサンプル用としてXOの700mlを購入します。

 

空港の免税店よりも安く、1本で10000円程度であったと思います。

本当はビンテージも欲しかったのですが、40000円くらいしたので、

さすがに諦めました。

 

長い歴史を紡いだジョージアのお酒。

ブランデーも一流でした。

 

SARAJISHVILIを後にし、観光に連れて行ってもらいます。

 

丘の上にこんなモニュメントのようなものがあります。

 

なんであったかは忘れてしまいました。

どうもすみません。

 

トビリシの街を一望できる丘の上に、こんな荘厳な建造物が

出現します。

 

先日連れて行ったもらった、中国系のアパート群の先にある

湖もこんなにきれいです。

 

トビリシの街は大都会という感じではありませんが、スッキリとして

落ち着いて、とても素晴らしい街です。

 

小さな教会もありますが、色使いがきれいでした。

 

そしてランチです。

チキンのラップサンドのようなもので、トルコ料理だったかな?

 

チップスと一緒に食します。

かなりボリュームありますが、とても美味しかったです。

 

そういえばこのお店の近くにNATOのリエゾンオフィスがあります。

侵略者、ロシアに睨みを利かせています。

 

次は郊外の中古車センターに連れて行ってもらいます。

 

街の中心を抜けて

 

ハイウェイを15分くらい走ったら

 

到着です。

広大な敷地の中に、幾つもの業者が所狭しと車を置いています。

自社で輸入した中古車を並べているスペースもあれば、

車の所有者個人が駐車場に車を停めるように、お金を払って

スペースを借り、そこで価格を表示して車を個人販売することも

できるのです。

 

様々な車が置いてありますが、ブランドは日本車、韓国車、ドイツ車

といったラインナップが多いです。

 

カンボジアなどと違い、比較的年式が新しい車が多いですが、

アメリカから輸入された個体が多いようです。

 

このカムリなんかは結構新しいのですが、距離が浅いにも拘らず、

非常に安価で、盗難車なのではないか?

と疑ってしまうくらいです。

オークションで取ってもこの値段で行けるかな?

と頭を捻っていました。

 

現代なんかも新しいです。

 

このような赤い文字のプレートはまた輸入に関する税金が未納の

車であるとのことです。

恐らく一定の期間は税金未納でも走行できるので、それを区別する

ための車両としてプレートが2種類あるのでしょう。

 

このプラドは〜

 

2019年式、56,000kmで42,000USDでした。

まあこの辺だったらそんなに不自然な金額ではないかな。

 

このRXはヘッドライトは通常のディスチャージですが、

 

2017年式、77,000マイルで25,500USDです。

まあまあですかね。

 

ジェネシスのGV70です。

韓国車なんか買いやしないけれど、デザインは良いです。

 

先代のCLS550は。。。

 

2011年式で90,000マイル走って15,700USD。。。

うーん。。。ジョージアに住んだらこの辺が良いかも。

 

現代ソナタも最新型が売られています。

 

ランクル200ですが、これはウクライナのナンバーです。

 

2019年式の4.6リッターですが、値段が書かれていなかったので

電話して聞いてもらったところ、確か120,000USDくらいだった

気がします。

モデルチェンジしているのにまだ高いですね。

 

大好きなキャディラックCT6があります。

 

レクサスのESは

 

34,000USD。

 

この辺は確か13,000USDとかだったと思います。

 

LEDライトが装備のRX450HLは

 

30,000USDです。

販売されている車種も豊富で、楽しかったです。

このエリアの中にはローンを申請する店も何軒かありまして、

欲しい車にIDと担保とする家の情報などを合わせてローンの

申し込みをします。

大体金利が年間12%程度とのことでした。。。

30,000USDも絶対に借りたくないな。

 

中古車センターを後にして、中心地に戻ります。

 

旧ソ連時代のアパートメントがたくさんあるエリアを抜けて

 

ハイウェイの上り線に乗ります。

 

こんなモダンな建築の教会もあります。

ちなみに写真の左下にホンダのエリシオンが走っていますが、

これもちゃんと左ハンドルでした。

たまに右ハンドルの車もいますが、エリシオンって左あったのかな?

もしかしたら日本から持って行く時にコンバージョンしたのかも

しれません。

 

そして中心に戻り、公園の中でお茶をします。

 

市民の憩いの場です。

 

そして近年、日本でも知名度が上がっているシュクメルリを

夕食として食べに行きます。

 

トマトのサラダとパンに

 

待望のシュクメルリです。

塩気は強いですが、濃厚なソースにチキンがよく合い、

最高の料理です。

これは美味しいわー

 

 

ジョージアの人たちは本当に犬や猫に親切で、店にも平気で

入ってきます。

 

スタッフに「嫌だったら外に出しましょうか?」

と聞かれましたが、とんでもない。

こんなに可愛い猫には居てもらった方が楽しいです。

横に置いておいた僕のパーカーの上で寝て、

 

終いには僕の座っている横で休んでいました。

人の横でこんなに安心しているのだから、犬や猫にとっても

ジョージアが如何に安全な国であるかが分かります。

今日も就寝前のカフェインは取らず、そのまま寝てしまいした。

おやすみなさい。