ジョージア、奥の深い国(3) | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

トビリシも3日目となりますが、本日は日曜日で本格的に

やることがありません。

 

なので必然とやることは街を散策するということになります。

普段から朝食を食べる習慣を持たない僕は、だいたい10時くらいに

活動を開始し、11時半くらいに昼食をとる。

そんな感じの活動パターンになります。

 

なので今日はまずコーヒーを飲みに、またファブリカに向かいます。

Boltに来てもらいました。

Yandexというアプリもあり、そちらの方が少し安いそうなのですが、

空港で買ったSIMの番号が分からず、設定できませんでした。

 

ファブリカの近くにはこんなおしゃれな教会(?)も

あります。

 

そして到着です。

 

写真は撮り忘れましたが、カプチーノです。

暑いところではアイスアメリカーノやCold Brewばかり

飲んでいますが、涼しいところに来ると自動的にホットカプチーノ。

寒いところではホットチョコレートを注文する体になっています。

日本ではホットのブラックコーヒーしか頼まないのにな。。。

 

ランチの時間が迫ってきたので、くつろぐのもそこそこに

ファブリカを後にします。

 

またBoltを予約して向かいます。

ジョージアの人は全般的にそれほど愛想は良くないのですが、

かといって不親切というわけでもありません。

 

ファブリカや僕が宿泊しているホテルがあるエリアから

川を対岸に渡った、街の中心を過ぎたあたりに

ちょっと美味しそうなレストランを見つけましたので、

ランチを食べに向かっています。

 

こちら側の方が広い道も多いのです。

 

そして到着です。

 

Pasanauriというお店で、ここもジョージアのローカル料理です。

 

天井にこんなテーブルのディスプレイがありました。

 

料理はナスのスライスにウォールナッツのペーストと

ザクロの実を添えたものに、

 

子牛のケバブだったかな。。。

 

あとジョージアの小籠包であるヒンカリです。

中身はマッシュルームメインのものをチョイスしました。

非常に美味しいのですが、結構大きくて5つも食べると

とんでもなく満腹になります。

上の縛ってあるところをつまんで食べるようですが、

おしぼりもないので、僕はナイフとフォークで食べました。

 

食後はやはりコーヒーを飲みたくなるもので、近くに

カフェがないか探します。

しかし、意外にトビリシってカフェが少ないのですね。

東南アジアだけではなく、ヨーロッパでもウィーンなんかだと

カフェがそこらじゅうにあるので、どこにでもあると

錯覚していました。

 

Googlemapを頼りに彷徨います。

 

するとこんなに美しいマックを発見しました。

ここも行ってみたいですね。

そのマックの脇の細い路地を登っていくとあるとマップには

表示されているのですが、うまく見つけられません。

 

アップロードされた写真を頼りに探すと。。。

カフェはカフェだけれど、バラックのようなところでした。

 

そしてコーヒーにありつけました。

カプチーノはさっき飲んだので、今回はアメリカーノです。

でも焙煎のしすぎか、結構焦げ臭いんですよね。

 

この辺の国の人たちは動物に優しいようで、

野良犬や野良猫にも非常に寛大です。

水や餌をあげる人も多く、追い払うことなんて全くありません。

特に犬は国が野良犬に狂犬病のワクチンを打っているようで、

耳にその情報が分かる番号札のようなものが付いています。

 

コーヒーを飲んでやることもないので、一度ホテルに戻ります。

マックの前にはこんな大きな銅像がありました。

 

マックの向かい側のビルもおしゃれです。

 

Boltを待っています。

こちら側は対岸より街の傾斜が急です。

 

今回の車はフォードのフュージョンでした。

多いのがこれとトヨタのプリウスなのでした。

暫く部屋でゆっくりして、メールなどをチェックしてから、

夕食にまた向かいましょう。

ホテルから美術館側に歩いた方に、こぢんまりとした

ジョージア料理レストランがあるのを見つけていたので、

勇気を出してそこに行ってみます。

 

半地下の店で、かなり小さくテーブルは10もありませんでした。

ほぼ満席で、僕は柱の横のみそっかすみたいなテーブルに

座りましたが、これをもって満席です。

運がよかったです。

 

まだジョージアのことは分かっていませんが、頑張って

注文をします。

いつものレモネード(メロン味)に

 

トマトときゅうりのサラダに(玉ねぎとパクチー入り)

 

オジャクリという料理です。

ただオジャクリって料理とは言いますが、豚肉のロースと

じゃがいもを炒めて、玉ねぎとパクチーをぶち込み、

塩胡椒で味付けしたものなのです。

料理なのか?これ。。。

 

そして超有名なハチャプリ。

パンに大量のチーズとバターを入れ、卵を落としたものです。

これがうまいんだ

 

しかーし

完全に頼み過ぎまして、半分も食べられない状況に。

やはり欧州なので量が多めなのですね。

どうしよー

大量に残してしまう。

と思っていたところ、なんと神は私を見放していませんでした。

ここで助っ人が到来です。

 

満席の小さなお店に僕と同様、一人客がやってきましたが、

当然席は空いていません。

そこでお店のおばさんにジョージア語で話しかけられたのですが、

当然理解はできません。

しかし状況から察するに間違いなく

「相席してくれる?」と聞いているのでしょう。

 

「OK~」と返したら、予想は合っていたようですかさず僕の

対面に白人の青年が座ってきました。

彼も自身で3品ほど注文していたのですが、小さなテーブルで

何も話しをしないのは当然気まずく、話しのきっかけに

 

「僕の食べた後で申し訳ないのだけれど、もうお腹がいっぱい

 だから、良かったらこれも食べない?」と話しかけました。

 

すると幸い、好意的に受け取ってくれたようで、

「え?いいの?じゃあ試してみるね」という感じで

最初は遠慮がちだったのですが、もう僕は食べられないから、

良かったら全部食べてね。

と言うと、自分の注文したものも含めて

本当に全部食べてくれました。

 

身長は高いけれど、結構細いのに大食漢だなと。

彼はスコットランド人の30歳男性で、遅めの夏休みを2ヶ月取って

1000マイルのトレッキングをしてきたのだとか。

 

途中、空が暗くなってきたので、たまたまあった洞窟の中で

休んでいたら雹が降り出し、テニスボールくらいの大きさの

雹が降ってきたと写真を見せてくれました。

無事で良かったね!

 

 

なんとBBCでドキュメンタリーのプロデューサーをしているそうで、

政治や経済、社会問題、ブレグジットなど様々な話題で盛り上がり、

そのままファブリカで飲むことになりました。

 

スパークリングワインにオレンジなどで風味をつけたものに、

 

ワインも1本空けて本当に色々話しました。

彼は日本人の僕が、WW2の時に日本の選択について

どのような意見を持っているか知りたかったようで、

それについて君はどう思っている?

と聞かれました。

 

あくまでも僕の意見だがという前置きをした上で、

元々日本はシーパワーの国家だったのに、あの時はランドパワーに

傾倒してしまった壮大なミスだと伝えました。

またそうなった前提を日清、日露戦争の時からの経緯も交えて

説明し、日本がそのような選択をしてしまった背景も併せて

話し、彼的にも一定の腹落ちをしてくれたようです。

 

再会を約束して別れ、ホテルに戻ってからは酒で少し熱った

体を愛すアメリカーノでクールダウンします。

僕は寝る前にカフェインとっても全く睡眠に影響しないので、

この夜もぐっすり寝ました。