今回私がジョージアに来たのは理由がありまして、
ミネラルウォーターと酒を探しに来たのです。
もちろん自分が飲むためではなく、とあるパートナーから水の
供給を頼まれ、その仕様に合う物を探しているうちに
ジョージアとトルコに行き着いたのでした。
しかしネットで探してジョージアの水の会社に連絡を取っても、
うまく連絡を取れたのは1社だけで、あとは仕様が合わなかったり、
全く連絡が取れなかったりで、その連絡が取れていた頼みの1社も
カウンターパートの人が突如として退社した上で、連絡が一切
取れなくなるという事態に。。。
しかし並行して探していたトルコの会社がかなり条件が良く、
また連絡もかなり継続して取れたことから、水はトルコの会社を
第一候補とし、せっかくこの辺に来るのだからということで、
ジョージアは近い将来の酒の供給元として考えることにしました。
幸いネットで探した、現地にいらっしゃる日本人の方が、
ワイン等のビジネスに明るかったこともあり、現地での
ワイナリーやホールセラーのアサインと、第二候補以降としての
水の供給元となりうる会社を探していただくようにお願いしました。
空港までお迎えに来て頂き、とうとう興味はあったものの
来るチャンスが今までなかったジョージアに上陸です!
車窓は西アジアとはいえ、まんまヨーロッパでドイツの田舎道を
走っていた時と同じような風景が続きました。
道も空港から市の中心部までは、まっすぐな高速が続き
運転しやすそうな道です。
この丘の下に街並みが続いています。
しかし旧ソ連の国らしく、古めのアパートは建物の形が画一的で
無機質な風景です。
ホテルに行く前にカルフールに行き、現地での水の相場感などを
見せて頂きました。
ジョージアは2000を超える水源地があり、水が豊富だと
以前インターネットで情報を見ることができました。
SPARがあるのがいかにもドイツ以東のヨーロッパらしい
雰囲気を醸しています。
中心部に入ると街並みは完全にヨーロッパでした。
20年近くぶりのヨーロッパっぽい風景に心が踊ります。
今回はトルコとアルメニアにトビリシをベースに行く予定ですが、
街のことを何も知らないので、滞在ごとにホテルを変えようと
考え、最初の滞在はスタジアム近くのibisにしました。
今回の滞在は9泊です。
宿泊代は確か1泊9000円くらいです。
エレベーターホールからはテレビ塔が見えます。
部屋からは何てことない風景ですが。
部屋はibisなので狭く、スーツケースを1つ、ベッド下に入れて
スペースを確保していました。
部屋に荷物を置いてから、夕ご飯を兼ねて街に連れ出して
もらいました。
ここは確か美術館か何かだったと思いますが、
とうとう行くことがありませんでした。
Fabrikaというところで、バックパッカーや各国からの
旅行者が交流したりする拠点に連れてきてもらいました。
ドミトリーもあり、若い人たちがたくさんいました。
中庭にはたくさんの飲食店があり、好きなところで
飲食をして、ワイワイやるというそんな場所です。
中にはラーメン屋さんもあるそうです。
私は行きそびれましたが。
とりあえずピザ屋さんに腰を落ち着け、ピザが来るまで
買った水を味見します。
そしてピザをゲットしました。
本場のイタリアではありませんが、ナポリ風のピザは
非常に美味しく、大満足の食事第1回目でした。
なお写真の右側に小さく写っている、レモンが乗ったショットは
ChaChaというブドウの蒸留酒。
40%と確かに強いのですが、日々白酒にやられている私には
あの臭いがないだけでかなり助かります。
食後、ファブリカの中で軽くお茶をしてから、
軽く市内を回ってもらいました。
テレビ塔が怪しく光っております。
やっぱり街はヨーロッパ。
ところでトビリシですが、かなり安全な街らしく、
街中でのひったくりなどの犯罪はほぼないのだそうです。
意外でした。
だんだん中心に近づいてきています。
風景がウィーンなどの中央ヨーロッパとかなり近いですね。
気温も9月初旬ではまだ涼しいくらいで快適です。
このように全く違う文化圏に来るのはいいものです。
今日はこれくらいでお開きにして、ホテルに向かってもらいます。
すごく綺麗な街で、ここにこれからトータルで2週間くらい
滞在することに胸がときめきます。
あ、ここは駅です。
国会沿岸の街であるバトゥミや、アルメニア行きなどの列車は
ここから発着するようです。