初めての西アジア | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

コーカサス山脈。。。

一般的な常識を持っている日本人なら

名前くらいは聞いたことがあるはずです。

 

しかしそれがどこにあるのか。

この地域と多くの日本人は縁遠いため、

場所まで正確に知っている人は少ないかも知れません。

 

私は中学受験の為に歴史や地理を勉強していた真っ最中に、

ソビエトが崩壊した為、その体験が衝撃的でこの地域に以前から

かなり興味を持っていました。

 

しかし旅行ではここよりも優先していきたい場所が多く、

これまで中々訪れる機会がありませんでした。

どこかで行く機会がないかなー、と

ずっと思っていたのですが、今回諸事情により突如として

訪問する機会を得ました。

 

西アジアという概念は少し難しいのですが、

中東に加え黒海とカスピ海の間にある国である、

ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコ、

キプロスなどを合わせて西アジアと呼べると思います。

 

それらの国々全てに私は興味を持っているのですが、

今回はそれらのうち、トルコ・ジョージア・アルメニアに

訪問することとなりました。

最近、一部の日本人の中で特にジョージアが注目されて

いるので、私の訪問の様子を参考までにご紹介します。

 

西アジアと言いながらも、日本人が想像するアジアより

ヨーロッパサイドに近いため、行き方もしっかり

検討しなくてはなりません。

当然中々ダイレクトで行くのは難しく、Skyscannerで

航空券を調べました。

 

私が居住しているところを起点にするとかなり航空券が

高額となるため、中東方面への便が多いバンコク起点で

検索しました。

また搭乗時間も長いため、あわよくばビジネスクラスが

良いなと思いました。

 

ところがですね、メチャクチャ高いのです。

トルコ航空、エミレーツ、カタール航空などいくつか

選択肢があるのですが、それもこれも45万とか

ひどいのになると77万円とかでして、とんでもない

チケット代が表示されていました。

 

もう少しなんとかなんねーのかよ。。。

と思いながら、往復の出発日をカチャカチャいじると。。。

目を疑う数字が表示されました。

 

ガルフエアーで東南アジアと日本の往復よりも

安い金額なのです。

その金額、なんと20万円少々。

何か罠があるのではないかと、目を凝らして搭乗時間や

クラスなど色々見たのですが、往路の出発時間が

午前4時であることを除いて全く問題ないのです。

 

バグかと思いオフィシャルのwebなどでチェックしても

同じような金額が表示されます。

ということでもうこれ一択だなということで、

ガルフエアーのスケジュールを基に全てのスケジュールを

組みました。

 

また私の居住地からバンコクまでですが、今回は

スーツケースを大2個、小1個持参する必要があるため、

こちらも色々考える必要がありました。

バンコクまでは短距離なのでビジネスを取っても

チェックインバッグは1個しか預け入れできず、結局は

LCCで追加のバッグの枠を購入して出発しました。

 

今回の出張は非常に長いので、まずはジョージアの

首都であるトビリシまでの往路をご紹介です。

 

 

空港までタクシーで向かっていると〜

 

突然のスコールで先行きに暗雲が漂います。

 

夕方の便でバンコクに向かいます。

 

チェックインの後はハムチーズサンドウィッチと

アイスアメリカーノで搭乗時間を待ちます。

 

しかーし!

一回搭乗口に向かうバスに乗ったものの

土砂降りの為、一度搭乗口に戻されてしまいました。

 

一瞬ヤバいかと思いましたが、幸い1時間程度の遅れで

なんとか出発することができました。

しかし機材変更があって、エクストラレッグルームシートを

予約していたにも拘らず、通常の席をアサインされました。

 

毎月のようにきているスワンナプーム空港で

一度入国し、荷物もピックアップしました。

 

出発時間まで7時間くらいあるので、仕方なく

空港のマックで夕食を摂ります。

男は全員そうだと思うのですが、無人のキオスクのような

機械にクオーターパウンダーのミールセットが最初に

表示された為、何も考えずに注文したら。。。

 

タイであるにも拘らずアメリカンサイズが出てきました。

バーガーとナゲットの6ピースはまだ良いのですが、

ポテトはLLサイズ。ファンタを頼んだらかき氷の

いちごシロップのようなものが800ccくらい入った

カップが出てきたのです。

確かに注文の時、26ozだか28ozと書いてあった気が。。。

 

ozのサイズがどれくらいかすぐに分からなかったので、

大失敗でした。

皆さんもお気をつけください。

 

まだまだ時間があったので仕方なくマッサージを60分受けます。

 

まだまだ時間があるので1時間弱コーヒーを飲んで

時間を潰します。

 

そして3時間半くらい前にようやくチェックインカウンターが

オープンしました。

通常JALが使っているカウンターで、スタッフもJALの

グランドスタッフの制服から、会社のバッジなどを外して

対応していました。

 

このカウンターの主役はJALとチャイナエアラインです。

 

これはエコノミーのレーンですが、当然ビジネス用の

チェックインレーンもあります。

 

無事、スーツケースも2つ預けられました。

 

今回は

バンコク-バーレーン-バクー-トビリシ

というルートで、1日のうちに4回離着陸を繰り返します。。。

 

という訳で、ラウンジでシャワーを浴びようと思います。

MIRACLEというプライオリティパスなどで利用できる

ラウンジですが、制限区域内に3か所もあります。

まずここは小さくてシャワーなし。。。

 

 

Dの搭乗ゲート群の一番最初にある別のMIRACLEも小さく

シャワーなし。

 

D2の近くにある巨大なラウンジでようやくシャワーに

ありつけました。

 

ドライヤーは途中で壊れましたが、荷物を開く

シャワーの全室は広く便利でした。

 

シャワーはイマイチでしたが、シャワーブースと全室の

間の床の仕切りは10cm近くのバリアーが床から立ち上げられて

おり、ドアのシールもしっかりしていたので、

水漏れなどは全くなくありがたかったです。

 

大したことはありませんが、食べ物や飲み物もあります。

 

上のフロアはファーストクラス用とは書いてありましたが、

ファーストクラスの設定がある航空会社でこのラウンジを

利用する会社があるかは不明です。

 

特にお腹空いていないので、フルーツとお茶、

アイスクリームをもらいました。

 

というわけで搭乗です。

反射でほとんど見えないけれど。

 

 

何故かシャンパンを強く勧められましたが、

レモネードをもらいます。

ミントの香りが効いて美味しかったです。

 

アメニティのポーチは変な馬が書いてありますが、

中はヘアーブラシ、歯ブラシ、アイマスク、靴下という

通常のものに加え、タイの有名ブランド「THANN」の

リップバーム、ハンドクリーム、香水が入っていました。

 

おしぼりはJALなどのケチくさいペラペラのタオルではなく、

分厚いしっかりとしたタオルでした。

またホットとアイスの両方が用意してあり、好きな方を

選ぶことができます。

あれ?ガルフエアー、良いかも。

 

ウェルカムドリンクをもらったらデーツとアラビックコーヒー

をもらえました。

デーツは干し柿みたいで美味しい!

 

午前4時発でもしっかり機内食があります。

 

でも僕は眠いので2回ともパスしました。

 

トイレはJALやANAと同じくウォシュレットがあるのです。

 

Jamco製ですね。

日本製、お買い上げありがとうございます!

 

そういえばガルフエアーのB787-9は中央の

オーバーヘッドストレージがないのです。

 

そしてビジネスクラスでもパジャマをくれます。

機内では着ませんでしたが、現地での滞在中お世話になりました。

 

湾岸地域に行くのは初めてです。

本当は2020年の3月にカタールに行こうと思っていたのですが、

コロナであえなく中止になりました。

 

そしてもうすぐ到着です。

 

そういえばエンタメのコントローラーは何故か裏面に

カメラがついているのです。

このカメラが使われることはあるのでしょうか。

 

初中東です。

 

心なしか色がモノトーンです。

 

ガルフエアーの旧塗装もありますが、これって

旧々塗装なはずなので、なんらかの70周年特別塗装なのかも。

 

やたらと精密です。

 

7時間ありがとうございました。

 

やっぱりガルフエアーいいかも。

 

トランジットもメチャクチャ簡単で、何もストレスが

ありませんでした。

激安ビジネスなのに、ちゃんとプライオリティレーンで

トランジットの検査ができます。

 

出発ロビーには何故かGクラスが置いてありまいた。

これなんだろう?

カタールやドバイと同じようにくじやっているのかも。

 

中東のロレックスはディスプレイしている商品が見事に全て

金無垢でした。

 

そして出発までラウンジにお邪魔します。

シャワーをまた浴びたかったのですが、なんとタオルが

切れており、使えませんでした。

いや、使っても良いのですが、体を拭けないので。

 

仕方ないので朝食をもらいます。

 

そしてお茶を持ってきてくれます。

 

一瞬で飲み切ったのを見て、次は大きなカップで

持ってきてくれました。

ガルフエアー良いかも。なんだかすごく。

 

ラウンジに表示される便の行き先がいかにも中東です。

 

寝て待つこともできます。

 

非常に広くて広いラウンジです。

この空港は新しいそうなんですね。

 

バースペースもあります。

 

そろそろ出発なのでラウンジを出たら、

TOP GUNに似たロゴのレストランがありました。

 

巨大なキッズスペースもあって、ホスピタリティに

溢れています。

 

本当にクリーンなターミナルですね。

 

こっちが旧塗装。かな。。。

 

僕の搭乗する機材は国旗をデフォルメした塗装です。

 

少し遅れたので搭乗ゲート前で待っています。

 

ビジネスクラスの乗客は5名でした。

 

本日3回目の離陸に向けて、エスカレーターを降ります。

 

シートはかなり古くて、少しボロかったです。

リクライニング角度も浅かったし。

 

激しいルートを通るようです。

 

また厚手のおしぼりをもらいました。

今回はバクー行きではホットを。

トビリシ行きでは冷たいおしぼりにしました。

 

また執拗にシャンパンを勧めてきますが、

レモネードをもらって。

 

美味しいデーツと

 

アラビックコーヒーをもらいます。

 

近距離なのに意外としっかりしたメニューが出ます。

 

まあ考えてみたら、東京-上海と同じくらい時間がかかるので

過剰ではありませんが、とはいえJALなどはワンプレート

ですから、こちらの方が少しサービスが良いかも知れませんね。

 

離陸です。

 

ソーダーウォーターだけもらって。

 

サラダをもらいます。

野菜がシャキシャキして、ドレッシングも美味しいんですよ。

 

パン?も美味しい。

そしてビーフステーキをもらいました。

 

他の人と同じようなことをしました。

A320とかでよくこんなにしっかりした機内食を

提供できるなと感心しました。

デザートはキャロットケーキです。

 

うーん。。。

やっぱり。

どう考えてもガルフエアー、とてもとても良いかも。

 

ところで機内に備え付けのモニターは離陸後使えなくなる

のですが、自分で持っているスマホでエンタメが

提供されます。

 

飛行ルートも見れます。

 

ところでイランの上空を避けて飛んでいるようで、

ずっとイラク上空を飛び、急激に進路を変えています。

 

もうすぐバクーに着陸です。

僕、アゼルバイジャンにも興味ありまして、次はちゃんと

入国をしたいです。

 

空港の消防署です。

 

アゼルバイジャンの航空会社のA340-600です。

貴重な4発機で、かつ機体がとても長くてかっこいいです。

昔のDC8-63みたい。

 

トビリシに行く乗客は機内で待ちます。

というかこの便、バーレーン-バクー-トビリシ-バーレーン

と三角で運行しているようで、バクーで乗ってバーレーンまで

行く人はトビリシで降りずに待っていました。

また機内で待っている時にも飲み物をサービスしてくれました。

 

ところでロシア、飛行機返せよ。

 

そして本日最後の離陸へ向かいます。

 

またウェルカムドリンクでレモネードをもらった後、

3度目のデーツとアラビックコーヒーです。

すっかりデーツにハマってしまった。

 

なんとバクーにはエアーブリュッセルが就航しているのです。

 

そしてA340-600が更に2機いました。

いつか乗ってみたい。

A340は300にしか乗ったことがないのです。

 

バクーを下に見て、ジョージアへ出発です。

 

CAに「食事はしますか?」と聞かれましたが、

さすがにもう要りません。

お茶2杯とデーツが入ったソフトクッキーのようなものを

頂きました。

てか「機内食欲しい」と言ったらくれたということですよね。

 

こんなふうにもうあとは一直線です。

 

こんにちは!ジョージア

 

トビリシは丘陵地で谷の下に街があります。

 

これは飛行機の解体ビジネスですかね。

 

古いターミナルのようなものがありますが、

なんだか分かりません。

 

現在のターミナルビルは近代的ですが。

飛行機を降りて、ブリッジを出たらすぐその先に

イミグレーションがあって、他では見ない作りでした。

ところで私のパスポート、増補をしているのですが、

係官がそれを見たのが初めてだったようで、

「調べるから待って」と5分ほど待たされました。

疑いが晴れたあとは

「ありがとう〜」と愛想よく言われましたが。

 

トータルで25時間ほどかかりましたが、無事到着です。

とはいえガルフエアーは快適だったので、それほどの疲労感は

ありません。

 

次回以降、滞在の様子を紹介します。