あああああああああああああああああああああああああ
この「あああああああああああああああああああああああああ」という言葉はまさに私の今の心境を相違なく表している。
それでも人間は、それを砕き引きぬかずにはいられない。それが自身の無力さを再確認する作業であるとわかっていても。そんなことは、大いなる自然の中ではほんの小さな予定された事象に過ぎない。小なる宇宙の片隅でそれが芽を出す事を私が知っていたように。
この「あああああああああああああああああああああああああ」という言葉はまさに私の今の心境を相違なく表している。
「あ」という一文字の連続は一切無駄な装飾はされていない。ハーモニーと呼ぶには少しばかり貧相だ。
だがしかし、トム・ヨークがクリープでたった4つのコードの中で、自分の汚い劣等感を歌い、そばにいるために完璧な魂が欲しいと歌い、そして去っていく彼女を見つめ自分はウジ虫だと歌いきったように、この「あ」の羅列のなかには確かに、私のガクブルと震える心が存在している。内側から突き上げるような、でもジワジワと、雄大に、まるで火山が成長して行くようなスピードで存在している。ああ、そうか、それは正しく親知らずそのものだったのだ。
大なる自然の中の小なる自然を、砕き引き抜く事など果たして人間にできようものか。
それでも人間は、それを砕き引きぬかずにはいられない。それが自身の無力さを再確認する作業であるとわかっていても。そんなことは、大いなる自然の中ではほんの小さな予定された事象に過ぎない。小なる宇宙の片隅でそれが芽を出す事を私が知っていたように。