少し寂しくもある。
今日のリハの最後は、屋外訓練で行ったスカイツリーが見えるスロープで締めくくった。
明日退院の患者さんの最後のリハである。
「明日、退院するとき、先生に挨拶しに行きたいけれど、リハビリやってる時間でしょ。まだ退院も決まらない他の患者さんのことを考えると行けない。」
病棟に挨拶に行き、今日がお別れになった。
その人らしい別れ方だと思う。
退院は本当に嬉しいことだけど、少し寂しくもある。
たくさんの素敵な出会いと別れを経験させてくれるこの仕事に感謝。
これからも、素敵な別れだと思えるように、心から患者と接しよう。
そして、結果が出せるよう懸命に勉強し、PTとしてのセンスを磨いていこう。
それが人間としての自分を磨くことに繋がる。
めぐり。
最近の習慣に病棟巡りがある。
リハ中に血圧が高かったがどうか?
車椅子やトイレのトランスファーはどうか?
病棟での歩行訓練はどうか?
明日の予約時間が変更になった。
などなど。
何かにつけて病棟に上がり、患者さんの様子を伺い、話しをしたり、動作を見たりする。
その理由は、まず、リハビリの先生が病棟に上がり、話を聞いてくれることを患者さんは喜んでくれるからだ。
コミュニケーションが取れ、関係がうまくいけば患者さんはリハビリに協力的になる。
基本的なことであるが、大切なことである。
そして、回復期の病院では程度にもよるが、患者さんの多くは約2~4ヶ月入院する。
その中で毎日リハビリを行う。
患者さんの状態や能力、そして心情を細かく把握することはリハをする上で非常に重要なことだと考えるからだ。
また、患者さんが退院するのは自宅や施設などである。
病棟では、家族とのやりとりや、リハ室では見られない一面が見られる。
セラピストは、評価として生活の場を把握すべきだと思うからだ。
しかし、何より、僕は患者さんとのやりとりが好きだ。
入院することになってしまったならば、前向きに、充実した毎日を過ごしてもらいたい。
その一因に、自分がなれればと思い過ごしている。
自分のできることで、患者さんのこれからの人生がさらに豊かになると信じて。
振り返ると…
うまくいっている状態=充実している状態
今までの経験上、これは必ずしも成り立つものではなかった。
うまくいかないときは、事態の好転に向け尽力する。
うまくいっているときこそ、さらに向上を目指す。
常に上を見据え試行錯誤する。
その瞬間は苦痛を伴うものである。
しかし、振り返るとそんなときこそ充実していることに気付く。
勝負!
年取ったギャル男との一騎打ち!
半分の踊り場までトップ!
そこから余裕で下りエスカレーターに突入!
慌てて軌道修正し、階段猛ダッシュ!
何とか一位でゴール!
どんなことにも楽しみを☆
