YELLOW DX FILMS 〜shimajirouの映画感想〜

YELLOW DX FILMS 〜shimajirouの映画感想〜

日々の感想や思いを自分勝手に書き綴っていきたいです。
映画、本、音楽、ゲーム。
まあいろいろです

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どうも、城茂です。
違います、僕です。
仮面ライダー、好きです。

子供の頃から特撮ものが好きで、
仮面ライダーも、戦隊ものも、ウルトラマンも、
ゴジラ、ガメラも、レインボーマン、ズバットだってなんだって。
でも一番は仮面ライダー。

傑作なのは、
仮面ライダー(1、2号)、ストロンガー、W、現在放映中のフォーゼでしょうか。
ちなみに、ゼクロスまでの昭和ライダーはどれも傑作です。次いでブラック。

フォルムもですが、僕はストーリーやドラマにぐっと来るんです。
子供向け作品です。
しかし、幼い頃から足りない部分は自分で脳内補完して感動していました。
それらががっちり組合わさった作品が上記のものです。

最近、昭和ライダー、平成ライダー総出演の
”仮面ライダーmovie大戦”ものが映画で定着してきました。
その時放映中の最新作のストーリーに、
強引にねじ込み型作品です。
面白くないです。
愛がないです。
アイデアすらないです。

全て面白くないかというと、
その時放映中の最新作ライダーのストーリー部分だけは良かったりします。
傑作は、
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』です。
これは、大人の観賞にも耐えうる作品で、
アクションもストーリーもばっちり。

何なんでしょうか?
子供だましにすらなっていない。
もっと言えば、子供に見せるものこそ、
クオリティーを上げ、内容を吟味するべきで、
キャラクターものを売りたいから、
過去ライダーを強引に出してるんだから
内容が悪くてもしょうがないなんて理由になりません。

ライダー総出演させても、完成度の高いプロット、
シナリオはいくらでも考えられます。

強引に一緒にせずに、
新作ライダーと、仮面ライダー大戦ものをわけて公開してもいいし。

仮面ライダー大戦は、別ストーリーを作り、
映画用の別ライダーを主人公にしたほうがキャラクターグッズ的にも良いのでは。
今、マンガで連載中の、『仮面ライダースピリッツ』の流れを、
そのまま映画にトレースすればいいのにとか思います。

アメコミだって素晴らしく映画化されているのに、
規模は違えど、仮面ライダーは使い捨て、
子供の親からお金を巻き上げるでけの消耗品になってます。

現在放映中の仮面ライダーフォーゼは面白く。
いままでの平成仮面ライダーストーリーが進むにつれてどこかで破錠して、
最終回も取って付けたものが多かった。
(Wは例外)
いつも不思議に思っていたけど、
今回、脚本を”劇団新感線”、”グレンラガン”で有名な中島かずき氏が担当している。
よく調べると、Wも数話書いている。
やっぱり脚本家の技量だったのでは。
中島かずき氏が加わってから、ぐっと男泣き度が上がっているし、
少しの矛盾はあるものだが、
フォーゼも勢いでカバーしている。

ちなみに、
”ゲッターロボ”と”グレンラガン”と”フォーゼ”と”大江戸ロケット”は多分兄弟だな。
と感じます。

何を言いたいかというと、
僕だって仮面ライダー大戦もの(戦隊ものプラスした)
のプロットがいくつも思いつくんだから、
仮面ライダーの脚本が書ける方達はもう少し頭使って欲しいです。
書けるだけうらやましいんだから。

ああ、中島かずきさんは別です。
氏の脚本はもう確立されています。
やって来ました♪ あは~はぁ~ん♬
とはじまる番組、
みうらじゅんと、そら耳アワーでおなじみの安斎肇さんの番組。
かなり前から放映されていて、DVDも結構出ています。
現在、1st、2nd、新、と3シーズン目のDVD化がはじまりました。

『モヤモヤさまぁ~ず2』なんて番組も、
『勝手に観光協会』のメジャー版、
万人に見やすくしたハリウッドリメイクに見えます。
まあ、『モヤさま』は、都内近郊のスポットめぐりなので、
違うと言えば違うのですが、
『勝手に観光協会』の方が、もっとモヤモヤしています。
ちなみに、『モヤさま』も好きです。

しかも、そのナビゲーターである、
みうらじゅん、安斎肇両氏自身が一番モヤモヤしています。

勝手に観光協会とは、
みうらじゅん&安斎肇により1997年結成。
頼まれもしないのに
勝手に各地を視察し、
勝手に観光ポスターを制作し、
勝手にご当地マスコットを考案し、
勝手にご当地ソングを作詞・作曲・旅館録音(通称・リョカロク)し続けている大きなお世話ユニットである。


とのことです。
素晴らしい。

観光地に行きます。
ご存知のように、観光地って客観的に冷静に見ると確実に変なんです。
鍾乳洞、崖、◯◯タワー、動物園的もの(ヘビ園とか)、
土着な祭り、神社仏閣、それにおみやげ達。

それらを遠目に見て笑ったり、馬鹿にするのではなく、
みずから飛び込んで、強引に興味を持つ所からはじめる。

そこから生まれたみうらじゅんの、
ヌー銅や、確珍犯、とんまつり、いやげものなど(もっとあります)。
『タモリ倶楽部』や他の番組でも研究発表していると思います。

安斎肇もおみやげのお菓子や乾物の袋に貼られているシールをコレクションしている、
”シーラー”だったりします。

2人が、
自分がコレクションしているものを見つけると、
喜んで買ったり、
見つけちゃったから買わなければいけないみたいな使命感で半分強制で、
価格に躊躇しながら、でもしょうがなく買ってしまう様子は、
なんか、わかります。

鉱山や、歴史資料館に並ぶマネキンを見ながら、
「この人生きてるねー」なんて言いながら写真におさめ、
各地タワーにあるメダル(あのガチャガチャと日付と名前を刻印するやつ)を
”メダリオン”と呼び集める。

この番組を観ていると、どこの観光地に行っても楽しめそうな気がします。
わけわかんない民族資料館訪れてみたいと。
観光の楽しみ方が再発見できます。

レンタルがあるのかわかりませんが、
これを観なければ損ですよ。
『勝手に観光協会』と『水曜どうでしょう』は、
殿堂入り旅バラエティーです。
次点で『モヤさま』かな。

つまり、
観光地にある木やら、貝やら、陶器で作られた謎のおみやげは、
確実に”デッドストック”って事で、
買いましょう。
最近、この歳で思うのは、
何でも、どんなジャンルのものでも、
面白くないものは無いと言う事です。

よく簡単に、
「この映画は面白くない」とか、
「この音楽はかっこわるい」とか、
まあ落語、相撲、簡単に言うものです。

まだ、ちゃんと観たり、聴き込んだりしてそういうなら、
100歩譲ってまあいいほうで、
確認せず、決めつける事もあります。
そういう事にイラッとするのです。

まあそこまでイラッとしませんが。

ごくたまに、
まったく作者、制作者の愛が微塵も感じられない作品、モノもあります。
それはしょうがない。
しかし、大抵の物は心のこもったモノです。
それを見分ける目が必要なのではないでしょうか。

僕は映画をよく観ますが(本でもかまいません)
基本的に面白くない作品は無いと思っています。

面白くない、わからない作品の多くは、
自分の未熟、無知にあるからです。

わかりやすく上げると、

”落語”
子供の頃は、TVでおっさんがステージ上で、むかし話というか、
わかりにくい事を語っている。
画的にはほとんどフィックスで動きがない。
意味が分かりませんでした。
しかし、年を経るごとに、
一人で何役もこなし、しかもその情景も浮かび上がらせ、
口ひとつ、体ひとつで、笑わせ、涙させる。
こんな奥深いものを子供がわかる訳がないし、
勉強とはいわないけど、
いくつも、色んな噺家の落語を聴かないと善し悪しもわからない。

細かく映画とか小説でも、
多くの作品、知識があれば、
このシーンの面白くなさ、かったるさの理由がわかってくる。
知識がなければ、ゾンビ映画を観た事がない人が、
ヴィンセント・ドーン監督や、ナイトメア・シティを観たって、
完成度の低いZ級作品にしか見えない。
トマス・ピンチョンの作品なんて、何も頭に入って来ない文字の羅列で、
”プロレス”なんてただのやらせで、総合格闘技がリアルになってしまう。
時計を集めている人、
車、
銃、
服、
仏像、
スポーツ、
知識やバックボーンがわからないと、わからない事がたくさんある。
知識やバックボーンがわからなくても、わかるように作るのが親切で、
ある意味よいものなのかもしれないが、
そこまで客や、自分の作品を見る人を甘やかすのはどうかと思う。

面白さがわからないというのは、
多分、その言葉の前に、
私は無知なので、が付くと思う。
わからない、面白くないと言う前に、
一回それに飛び込んでみてはどうだろうか、
わからない奴は見なくていいなんてモノは、
ただの素人の趣味レベルで作品なんて思わないが、
ただ、真実や、本質を見るためには、
ある程度の勉強と、知識、経験が必要で、
それらが備わった状態での、
「面白くない!」は良いと思う。

面白くないものは無く、多分気付いてないだけ、
損だな。
その究極にいるのが、
”所ジョージ”と”みうらじゅん”だということが書きたかっただけです。
なぜ”ユゴー”ではないのか?
というのが一番の疑問だった。
原作は2008年出版の「ユゴーの不思議な発明」ブライアン・セルズニック著、金原瑞人訳。
僕は初版で買っている、
それは、当時から帯に”マーティン・スコセッシ監督、映画化決定の文字”
映画化作品だからと言うわけではないが、
やっぱり好きな作品だと問答無用に購入してしまう。

ロストシティZ」「高慢と偏見とゾンビ」「WORLD WAR Z」他にもいろいろ。
(ゾンビものが多いのは偶然)
まあ映画化されない事もあるし、
少し違うが「ドラゴンボール」のような不遇なものもある。
あれはあれで、「ドラゴンボール」じゃなければまあまあの映画だと思う。

ヒューゴの不思議な発明」を観ました。公開初日のレイトショー。
VIP席だったので、リラックス。3D吹き替えなので一応。
あと、ネタバレあり。気にする人は見ないでね。

結果的にはまあまあ面白かった。
途中から明らかになる、パパ・ジョルジュの過去。
映画が大好きな人間からすると、確実に感動してしまうものなので、
それはそれとしておいて。

物語の始まりの、主人公ヒューゴとパパ・ジョルジュとの会話。
ドロボウだどうだと、ノートのくだり。
突然パパ・ジョルジュが怒り出す。
ノートを取り上げる。
状況的にも、心情的にもおいてけぼり。
原作には確かに忠実だったと記憶しているが、
突然すぎて、感情移入というか、少し不快な感じがする。
あとあと、事実がわかると納得出来るが、
やっぱり気持ちが悪い。
もう少し、ヒューゴが、盗み等をしている場面を、OPで、
カットバックでもいいから入れておくべき。
ほんと少しで良いから。
でないとパパ・ジョルジュが突然怒り出す偏屈なじじいにしか見えない。
そう見せたいにしても雑すぎる。

まあ、一番気になったのはそこかな。
それで感情的にも、キャラクターの性格的にもちぐはぐになった気がする。
サシャ・バロン・コーエンの駅保安官も、
過去にいろいろあったとか、恋愛模様があったりするなら、
もう少し、人間味がない嫌な男だけど、
どこか愛すべき男にするべきだと思う。
好きな女性の前では、ちぐはぐになるとか、
連れて行かれる孤児を見る目が、一瞬哀しげになるとか。
そういう伏線は必要かと。

クリストファー・リーの書店のおじさんも勿体なかった。
ロビンフットだっけ? その本を本当にユーゴが欲しがっている様子や、
クロエ・モレッツ演じるイザベルとの関わりに、
感謝や喜びを感じて、ユーゴに本を譲るとか。
それがないと、特に映画として必要ないシーンに思う。

描いてる事はいっぱいあるけど全部浅く広くといった感じで、
パパ・ジョルジュのことを探る時には、
もっとサスペンスや、
何かを探す冒険の要素が欲しかった。

最近の映画は、結果的に見つかったとか、
後づけでそうでした、みたいな過程を描かないものが多い。
原作では無いシークエンスを入れても問題ないと思う。
どうせ映画と活字は違うのだから。

しかし、パパ・ジョルジュの過去の回想シーンはすばらしかったし、
ジョルジュ・エメリス監督の研究者が過去にジョルジュに言われた言葉。
ぼくはあの場面で涙がこぼれました。

良いシーンもたくさんあるが、そうでない要素多いため、微妙な映画と言える。
しかし、この映画の雰囲気、
ジュブナイル感、おじいさんの過去、父親の形見の人形と、その鍵をもつ少女。嫌な保安官。
必要な要素はすべてそろっている。
パズルの組み合わせ方が良ければ、多分傑作映画になっただろう作品。

おしい! けど素晴らしい、幸福感のあるラスト。


$YELLOW DX FILMS ~shimajirouの映画感想~-ユゴー
先日発売されました。
UFC Undisputed 3
最高ですね。

$YELLOW DX FILMS ~shimajirouの映画感想~-ufc

ああ、PS3とXBOX360のゲームソフトです。
UFCとういう総合格闘技の大会、つまりそういうゲームです。
しかも、PRIDEもコンパチしてるって凄いね。

前作2010も最高でしたが、CPUの間接の、グラウンドの以上な強さというか、
全く歯が立たないというか、理不尽でした。
それがいは最高だななんて思っていましたが。

もうひとつ、「EA SPORTS 総合格闘技(MMA)」もあります。
こちらはグラウンドの方は問題ないんですが、
立ち打撃が、Rスティック操作ってのが慣れれば問題ないんですが、しっくりこなかった。
一番痛いのはCPU vs CPUが出来なかった事。
これは大きいんです。
他のゲームならまだしも、スポーツゲーは観戦モードがないと。
好きなチームや、自分で作った選手、自分の好みにマッチメイクしてただそれを見る。
それが大人のゲームの楽しみでしょう。
特に、格闘技、プロレスなどは意外に現実でマッチメイクされない試合が多い。

今回の「UFC Undisputed 3」は観戦も出来、グラウンドも以前よりやり易い。
「UFC2010」と「EA SPORTS 総合格闘技(MMA)」の中間があればいいのにと思っていたら、
遠からずともそうなりました。
欲を言えば、グラウンドの攻防をもう少し直感的にして欲しい、
何か別のゲームに切り替わるみたいで、
「EA SPORTS 総合格闘技(MMA)」と同じでもいいっすよ。
あとあと、ゲームのルールと試合時間を自分で細かくエディット出来たら良かった。
グラウンドでの頭へ膝蹴りありなし、倒れた相手に踏みつけありなし、
時間無制限、打撃無しでグラバカとか。

今回のカウンターとか、不意の一発KO、下半身攻撃でTKOとかはたまりません。
選手のスタミナとかもリアルで良し。

と、いろいろ書きましたが、最高って事です。
DLC でいいから、桜庭とか、桜井、川尻、ヒョードルとか、日本だけでいいからして欲しいよ。
そして、コレくらいのクオリティーのプロレスゲーも、
WWEもしょっぱくなったし、
新日も親会社がユークスからブシロードになったから、
このタイミングで、全プロレス団体を網羅した
「キングオブコロシアム」「レッスルキングダム」的なのを熱望!!