
モズの生贄
立春を過ぎてからの寒波を「余寒」と言うのだというのだそうだが、連日寒い日が続く。余寒と言うよりも、本寒そのものである。長期予報では、こんなはずでは・・・。何でも、この現象もラニーニャの影響だそうで、下がっていたペルー沖の海水温が段々上がって来たので、この寒さももう少しとの観測もある。
例年この時期になると陽だまりのオオイヌノフグリが花をつけていたり、タンポポの芽が出始めていたりして、寒くても春が近い感じがすることがあるが、今年はまだ期待できない。
ところで、冬を越すために秋のうちに食料を貯めこんでおくリスのような動物がいることと、この習性は良く知られている。「モズの生贄」もこの例で、冬のこの時期、農作業をしていると発見することがある。リスは、木の根元に隠してしまうそうだが、モズは堂々としたもので、いつでも誰でも好きに取ってくれと言わんばかりにカエルとかバッタとかの小動物を木の枝に差してある。秋これを作った鳥が、覚えていて本当に食べに来るか分らないが、これを見つけると枝を残しておいてやることにしている。動物の習性とは、面白いものである。
今日、豊科の堰き止め湖から、100羽近い白鳥が北に向けて飛び立ったと言う。白鳥は、春を先取りして感じているのかも知れない。