蝉しぐれ藤沢周平の時代小説映画は余韻があって良かった。日本の精神美学が見事に演出されている。主人公の牧文四郎の生き方は、未成熟にして純朴な心のゆらぎが美しく感じられる。藤沢作品のもどかしさや陰欝な感性は特有の魅力にあふれている。明日撮影するCMは家族愛がテーマだ。少しでも心の襞が感じられるものになればと思う。