参考:『直観を磨くもの』(三木清と小林秀雄の対談)

パスカルは、
「自分が直面して得た率直な疑問」
について考える。そういう偉大な思想家の態度を僕も忘れないでおこうと思う。

その上で重要な三つの要素について考えた。

1、自分の目の前
本を読むことは学問ではない。
それが学問だと思っている人は、その思い込みから抜け出さないといけない。
そして、実際にものにぶつかって究めるという態度を持たないといけない。
科学者が、驚いて疑問を持つことから始め、実験を通して学ぶように。
そして、そういう実験的精神は科学者以外にも必要である。

ということを語っている。

成功している起業家、営業マンなどなどはそれを実践していて偉いと思う。まずやってみて、ダメなら修正して、という実験的精神を持って行動している。

自分の中に閉じ込めていないで、現実社会で揉まれる必要があるということ。

この実験的精神はビジネス以外にも必要である。日常を楽しむことについても、体を休めることについても、家族と過ごすことについても。

全て現実社会である。
それを見ないで遠くばかり見てしまっていないか、気をつけないといけない。


2、自分の内側
また、学問する際、自分が生きているのはどういう特殊な立場か、というのが見えていることも大切である。

他の動物、西洋人、外国人、他府県の人、別の職業の人……が経験できないことを自分は経験している。ということ。それは何か?そこから考えていかないといけない。

誰にだって自分だけがぶつかっている特殊な問題があるはずである。

ビジネスでよくいうビジョンを定義するには、「自分は何者で」、「何を目指し」、「何を基準にして進んでいくのか」を明確にしないといけない。ビジョンを持っている人は、自分がぶつかっている特殊な問題が見えていると思う。


3、自分の外側を広げる
どこかで出口治明さんは、

①読書から著者の考え方を学ぶ
②旅をする
③人に出会う

の三つを大切にしている、というのを読んで納得したことがある。

異常事態になってようやく平常時のありがたさが分かる。
僕は②③ができる状況の中で、バランスよくそれらをしてこなかったなと思った。


4、今後のアクション
・自分の知りたいことは、出向いて知りにいく。
・遠くに出向かないなら、近くのことをよく観察して語る。
・読書・旅・人に会う、をバランスよく行う。