偉大な哲学者の正義論に違いがある。この違いを理解しないまま、いくら誰かと政治の話をしても、説得しようとしても噛み合わなかったり、疑問は残ったままになる。

p165第11回 「愛国心と正義 どちらが大切?」が面白そうだったのでメモ程度に書いておく。

1、アリストテレスの正義論
・理想的な政治体制を追求するには、最善の生き方を理解しなければならない。

・法律の本質やポリスの目的とは、市民の特性を形成し、市民の美徳を育み、市民としての卓越性を教え込み、善き生を可能にすること。


2、カントの正義論
・政治体制や法律や権利は、特定の生き方を具現化し、支持し、促進するべきものではない。なぜなら自由と対立するからだ。

・法律の目的や政治体制の意義は、美徳を育んだり促進したりするものではなく、権利が保証される公正な枠組みを構築し、その枠組みの中で、市民がそれぞれに思い描く「善」の観念を自由に追求するためのもの。


3、自由な人間とは
この二つの意見の違い、その根底にあるのは、「自由な人間であるとはどういうことか」の解釈の違い。

アリストテレスの場合、
人間は、自分の潜在能力を発揮する能力がある限り自由。この考えは、個人と、その個人にふさわしい役割の適合の問題につながる。そのためには、「自分が何に向いているか」を理解することが必要。それが、自由な生活を送るということであり、自分の潜在能力にふさわしい生活を送るということ。


カントの場合、
その考えを否定。自律的に行動する能力という、自由についてよく知られた厳しい考え方を主張している。自由とは、自分が自分に与える法則に従って行動すること。すなわち、「自律」を意味する。


4、アクションプラン
この偉大な哲学者の対立のうち、自分はどちらの立場であるかを理解し、態度を決めるべきだと思った。

アリストテレスの立場なら美徳とは何か?と考えるべき。

カントの立場なら自分の思い描く「善」の観念とは何か?を追求すべき。

そこを僕は理解できてないので、理解して立場を明確にする。

理解が不十分でメモ代わり。