悠釣亭のつぶやき -545ページ目

電動キックボード

昔、スケーターなんて言ってた、脚でこいで(蹴って)走る乗り物が
あったが、キックボードって名前はその名残なんかな。
その後、小型エンジンを装着して自動二輪のようにしたものが
出たけど、重いし、音はうるさいし、取り回しも難しいので、早々に
消滅していた。


最近になって、小型モーターと高性能バッテリーが普通に使える
ようになったためか、電動化したキックボードってのが人気になって
来たわけだ。

確かに、近場のちょっとした移動には、とても便利かもしれない。
自転車のように跨る必要はないし、持ち出してそのまま乗り出し、
駐車も容易ってか、どこにでも置けるからね。



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ところが、この乗り物、様々な不都合を生じ始めている。
この乗り物の速度が結構早くて、早い物だと、時速20km以上。
小回りが利くし、幅が狭いから、およそ人が通れるところなら走れる。
車輪が小さいから、ちょっとした落下物や段差に乗り上げると、
簡単に転倒する。
電気モーターは音が静かなので、接近してきても気付くのが遅れる。

その上に問題なのが、行政の規制が甘い事。
16歳以上なら免許は不要、ヘルメットは着用努力、6km/hなら、
自転車用歩道も走れるとしている。

で、ルールを知らないのか、知っていてやってるのか分からんが、
信号無視、逆走、横断歩道無視、人の間をすり抜ける、歩道を
高速で走る等々、やりたい放題の輩が横行しはじめた。
果ては、人にぶつけて骨折させながら逃走だと。


ま、便利なものだから、普通に使えばとても有用なんだろうけど、
日本の国では最早、性善説による自主規制は不可能になってる
と思う。

少なくとも、ゆっくり走るのが目的の、時速6km/h以下の、歩行を
自動的にってなものなら、そのような規制で十分かも知れんけど、
高速で走れるものは2輪自動車として扱うべきだし、歩道走行は
もっての外だし、ヘルメット着用についても努力でなく義務にすべき。


免許も持たぬ、ルールも知らぬヤンチャな奴にこんな危険なものを
自由に扱わせて良いはずは無い。
自動車として扱わぬと、今後、関連する事故が爆増することは
必然と思われる。