新型コロナ__まだまだ
この5月に、新型コロナは5類の普通の感染症へと扱いが移行
したわけだ。
伴なって、罹患者数の把握は全数把握から、特定の拠点での
定点観測へと変わった。
これまでの全数把握では、すべての医療機関で毎日、罹患者を
特定しカウントしてきた。
もちろん、罹患したかどうかが明確ではない人や、抗体検査をせず
自宅療養する人や、病院にも行かない人達はカウントされていない
ので、実数はもう少し多いのかも知れない。
これによると、全国の罹患者のピーク時の人数は昨年7月に始まった
第7波、および、11月から始まった第8波ともに約25万人/日を
数えた。
検査数が増えたこともあろうけれど、感染力の一段の強力化による
ところが大きいんだろう。

では、直近の状態はどうなのか?
定点観測では、特定の医院に掛かっている人の数の平均値として
罹患者数の傾向だけを掴んでいるため、実数は把握されていない
けれど、過去の傾向と比較すればおおよその見当はつく。
次の図を見ると昨年12月の第8波のピーク時点での1医療機関
当たりの罹患者数が30人強となっている。
それが直近では20人強と約3分の2になっている事から推定すると
総罹患者数は25万人の3分の2の、約16万人程度なんだろうか。

問題なのは、どの医療機関も5類移行とともにコロナ専用病床を
大幅に縮減してきたことかな。
補助金が出なきゃ、待機病床なんて保有する余裕はないからね。
重点医療機関に集中させ、一般の医院の負担軽減には寄与して
るんだろうけど。
とはいえ、発熱外来は残している医院は多いようだ。
罹患者が増えると、一般の病院に駆け込む人も多いから、発熱外来は
奏功しているんだが、それでも、一般病棟を閉鎖してコロナ専用に
せざるを得ない医院も増えてきているという。
医療逼迫状態では無いにしても、一般診療に支障をきたしている
医院は多いという。
ま、よほど重篤にならぬ限り死ぬような事にはならないようだが、
コロナ死者については、厚労省は2か月後に死者数をとりまとめ、
月に1度結果を公表する事にしたわけだ。
直近の発表ではこの6月の死亡者数は1,582人となっており、
相当な数であることは確かである(死亡率1%弱かな)。
ま、最盛期には7,000~8,000人/月が亡くなってたから、それに
比べればかなり減ってるのかな
コロナウイルスの性質が5類移行で変わった訳ではないし、
弱毒化はしているが感染力は今までと変わっていない。
最近の傾向としては、罹患の結果としての後遺症が長く重く続く人が
増えているという。
症状は人さまざまのようだが、主に、疲労感・倦怠感、関節痛、
筋肉痛、咳、喀痰、息切れなどで、酷い人だと、記憶障害や
集中力低下で、キチンとした仕事が出来なくなるという。
期間も人によって大きく異なるが、数か月~1年以上になる人も
いるようだ。
ま、年寄りの記憶障害は仕方ないのかも知れんけど、若い人で
仕事をバリバリやってた人が長く苦しむのは気の毒だな。
いずれにせよ、コロナは未だ、高齢者にとっては恐ろしい病気である
事は確かである。
ワシの周辺でも何人かが罹患している。
幸い重篤になった方はおられないし、後遺症も軽かったようだが。
最近になって、また新しい株が出現したとも聞く。
毎回ワクチンを打ってるが、有効性は分からないが、少しの安心感
はあるかな。
来年度から有料になるという話もあるようだが、リスクの高い人に
対しては特段の配慮が望ましいと思う。