
恥ずかしいネット民
高市氏の「台湾有事」に関する国会答弁について、世間には
一部の切り取りや曲解とも言える内容が溢れている。
特に、高市嫌いの人の流す誤情報は「何でこういう解釈に
なるのか?」と疑うことも多い。
新聞やネット記事も、「答弁書を読んだうえで書いてる?」
と疑うものが多い。
ワシ自身は高市氏のことを好きだ嫌いだという筋合いも無い。
これまでの発言に問題は感じてきたが、今のところ過激な発言
や行動は無いし、今後の施策や行動で判断してゆく積りだから、
現時点で支持もしないし、反対もしない立場ではある。
さて、まずは物事を論ずるに当たって、聞き伝てや受け売りや、
憶測で論ずるのが一番問題なのは自明だろう。
今回の問題も、国会答弁を仔細に読み込んでから論ずるべき。
https://note.com/osamu_iga/n/n9c15ef0c28f4
話の流れは
集団的自衛権一般の行使を認めるものではない。
台湾を巡る問題というのは、対話により平和的に解決すること
を期待するというのが、従来の一般的、一貫した立場。
存立危機事態に該当するかっていうのは、実際に発生した事態
の、個別具体的な状況に即して、全ての情報を総合して判断
しなければならない。
というもので、これまでの政府見解を出るものではない。
問題があったとすれば、下記の如く、第3項を具体的に述べて
しまった事くらいだろう。
「例えば海上封鎖を解くために米軍が来援をする、それを防ぐ
ために何らかの他の武力行使が行われる」などと。
これを報道したり、投稿したりする人が、
「台湾有事には自衛隊が出て封鎖解除する」
「国でない台湾に対して集団的自衛権を発動するのか?」
「台湾有事が起きて中国の軍艦が武力行使する場合、日本の
存立危機事態になり得る」
「集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」になりうるとの
認識を示した」など、
議論が短絡に過ぎる。
「存立危機事態になり得る」と言うのは事態によっては可能性は
無くはないのは当然だ。
中国が武力封鎖し、米軍が阻止のために出撃し、攻撃を受けた
場合などに、救出のために出動するのは義務となっているからね。
この問題の根っこには「集団的自衛権の一部容認」という決定が
あるからで、これをどの程度抑制的に行使するのかが問われて
いるわけだ。
岡田議員もその点の曖昧さを質したんだろうが、踏み込みすぎた。
そもそも、憲法解釈で容認し、憲法より下の法律で規定すること
自体が間違ってるわけだ(下記、下から攻める)。
で、抑制的な運用がなされないと、米国の戦争に巻き込まれる
恐れが無くはないから、それこそが問題なんだな。
集団的自衛権については、過去にいくつか稿を上げているが、
どう見ても、そこへ至る前の過程で抑止せねば、日本国民の
生命財産を守れるとは思えないんだな。
とにかく抑制的に、必要最小限度の行使に徹しないと、それこそ
存立危機をもたらすことになるだろう。
無責任な投稿をされてる方々は、まず、国会答弁議事録をよく
読み返した後で、書かれた内容が適切であったかどうかを再度
確認し、必要により修正してもらいたいものだ。