悠釣亭のつぶやき -423ページ目

裏金問題の行方

自民党派閥の裏金問題に関して、「幹部7人は不起訴の方向」
という報道が早々と流れた。
一方で、議員の会計責任者は在宅起訴になる模様だという。

こういう報道があるときは、検察上層部が不起訴の方針を
打ち出しときに、担当者レベルがそれは無いだろうと、世論を
味方につけたいという気持ちから敢えてリークしたというような
感じを受けなくもない。


普通の感覚からすると、4~5,000万円ものカネの動きを
会計責任者の一存で処理するはずは無く、議員本人が知らない
はずも無かろう。

しかし、それを実証するのは非常に困難なことも分かるんだが、
国会召集までの短期間に、それを明らかにするのは難しいという
判断なんだろうか。

本来、記載されることで、政治資金として税控除を受けていた
わけで、脱税の罪もある筈だしな。
記載ミスだから、修正したらお咎めなしというのは一般社会では
とてもじゃないが通用しない。
追徴課税や懲罰課税が課されるのが普通だと思うんだが。


結局はウヤムヤになるんだろうし、検察審査会が起訴妥当と
しても、実証不可能として無罪となるのも見えてるしな。
庶民は腹立たしいけど、指を咥えて見てるだけだな。

で、問題は、再発防止機能がうまく働くのかという事なんだが、
自民党の改善案なるものは僅かな修正でお茶を濁すもので
しかなく、今後も口座外の大きなカネが動き続けるんだろう。

犯罪行為が発覚しても、会計責任者が一存でやりましたという
ことで、尻尾を切れば本体は安泰というような生ぬるいやり方
では、上手くやってくださいねと言ってるに等しい。


もう一つの問題は、そのカネは一体、何に使われたかなんだが、
この点は何も聞こえてこない。
知られたくないカネの流れを突き詰めるのが検察の仕事だし、
そこに迫らねば起訴なんかあり得ないだろう。

この点は会計責任者も良く分かってるはずだろうから、もっと
調べ尽くさんと、何で手心加えるんだという、あらぬ疑惑も
生まれてくるんだがな。


まだまだ疑問の多いこの問題だが、とりあえずは火消しに
成功したっていう事なんだろうな。
今後は裏金の流れの追求と、自民党の自己浄化機能を
見守るだけなんだが、どちらも、静かにしてれば収まるって
感じにしか見えないんだがね。