悠釣亭のつぶやき -310ページ目

バイデン氏撤退

米国大統領選挙で民主党の候補指名を目指していたバイデン氏は
22日、選挙活動から撤退することを表明した。
後任に、副大統領のカマラ ハリス氏を推すという。
当のハリス氏も指名獲得に意欲を示している。
数か月後には予備選挙が始まろうというこの時期に大統領候補者
の差し替えがどう出るか、大変難しいところではある。


タラップでこけたり、演壇で躓いたり、名前を取り違えたり、最近は
歩き方もいかにもご老体という状況のバイデン氏。
一方で、銃撃に素早く反応し、拳を突き出して強い男を演じる
トランプ氏。
体力面では明らかにバイデン氏には不利な状況だった。

ま、時期は良くないけど、撤退は賢明な選択だったというしかない
のかな。

党内有力者たちも、バイデン氏では勝てないとの統一見解のよう
だったから、結束も難しそうだったから。


ハリス氏は目立たないし、実績も乏しいけど、中道的な姿勢は
民主党支持者の受け皿としては十分なのかも知れない。
無党派層や女性の支持もそれなりに得られるんだろう。


トランプ氏の品の無さや女性蔑視の言動、過激な施策や犯罪に
関与している疑惑など、中道の米国人には受け入れがたいところ
も大きいからねぇ。

一説には、民主党は大統領選は諦めて、上下院の議席確保に
戦略を変更したとの噂もある。
今のままだと、大統領も上下院も共和党となって、トランプ氏の
言いなりの政治が行われ、国益が損なわれかねないとの危機感
を共有する人も多いから。


17日、共和党の全国大会では、大統領選挙の候補者として
トランプ氏を指名し、トランプ氏も受諾した。
これにて民主党候補者はトランプ氏に決まり、氏は副大統領候補
としてヴァンス氏を指名した。

ヴァンス氏はトランプのクローンとも言われており、過激発言の
役割を担い、トランプ氏は一転、「大統領らしい」言動に変わって
行くという戦略のようだ。

一方、民主党全国大会は8月19日の予定で、それまでにハリス氏は
指名獲得固めの活動を行い副大統領候補を指名することになるが、
何ともせわしい日程ではある。


流れとしては共和党がかなり有利のように見えるが、問題は
無党派層の動きと激戦州の動きに集約される。
根強いトランプ嫌いが一定数居るし、過激な施策に対する反発も
そこそこある。

ハリス氏は父親はジャマイカ出身、母親はインド出身の移民2世
だし、初の女性大統領候補という事もあって、黒人層や貧困層の
取り込みには有利かも知れない。
大票田のカリフォルニアを制しても居る。


いずれにせよ、ここ数ヶ月で大勢が決まるんだろう。
日本では、もしトラ→ほぼトラ→確トラと面白おかしく伝えてるが、
まだまだ情勢は分からないんだろう。
暫くは米国大統領選の行方に目が離せない。