新紙幣
新しい紙幣が発行されたようだ。
ようだというのは、ワシはまだ一度も見たことがないから。
本当に流通してるのかどうかは分からんな。
何で今頃新紙幣?って感じる人は少なくないんだろう。
だいたい20年ほどに一度紙幣が新しく発行されるようだ。
その一番の目的は偽造紙幣対策だという。
今回のも最新技術を使ったホログラムで、印刷された肖像画が
どちらから見ても、こちらを向いてるように見えるらしい。
昔は透かしを入れたり、髭の一筋一筋を精巧に彫る事で偽造者が
真似できず、しても、何んとない違和感を感じて偽物が判別できた
と言うが、今は、偽造する事さえもが難しいという。
コピーしようとしても真っ黒になってしまうとか。
肖像として書かれる人は、なるべく精密な写真や絵が残っている
こと、品格があること、国民によく知られていることが条件だそう
だけど、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎って、今の若い人は
ご存じなんですかねぇ?
政府が2番目に挙げている理由は、ユニバーサルデザインの
考え方を踏まえた紙幣デザインが世界の潮流であることなどを
踏まえ、目の不自由な方や外国人のためにも、分かりやすい
ものにしたとか。
確かに、昔は壱萬円なんて書いてあったけど、外人には読めんな。
しかし、サンプルを見ると、数字の表記が何とも幼い感じがするな。
どことなくオモチャの紙幣のような、含蓄の無いのっぺりした数字。
ま、間違いなく読めりゃエエだけの事なんでしょうが。
穿つ人は、タンス預金を吐き出させるため、とかいうけど、古い札が
使えんようになる訳じゃなし、急いで新しい札に交換する必要が
あるのかしら。
ワシはタンス預金なんてものには縁が無いから、その心持はまったく
分かりませんけど。
確かに、億単位の札でも持ってりゃ、少しずつ交換するなんて
言ってたら、死ぬまでに新札にはならんのやろけど。
それとも、古い札を束にして銀行に持って行けば、新しいのに交換
してくれるんかな?
マイナンバーと紐ついてない銀行預金とか、心配なら金塊にする
とかの方が、よっぽど安心やと思うけど、大金持ちの気持ちは
まったく分かりません。
このデジタル時代に新札かい?という人も居るが、デジタルは
リスクが高いと思ってる人は結構多いんとチヤウ?
レジで、清算するとき、小銭をジャラジャラ出して、後ろをイラつかせ
てるご老人は多いけど、ま、それも愛嬌でしょう。
ワシなんかは面倒だから、大きい札出してお釣りを貰うもんんやから、
財布がズッシリと重くなって困るからな。
デジタル清算は災害時にはまったく使えなくなるのもリスクだね。
能登地震の時も銀行も郵貯もダメ、ATMもダメ、結局現金の手持ちが
無いと何も買えなかったって実話もあるからなぁ。
近々、おカネを卸しに行く機会があるけど、ATMはみんな新札に
なってるんかな?
尤も、新札ったって、卸した次の日には小額紙幣に代わってまう
から、手元に残すほどの余裕はないけどな。