
生存中__経緯
今回の体調不良を振り返ってみる。
「疲れたゴルフ」をやったのが19日の事で、これがすべての始まり
だった。
ワシは状況からして軽い熱中症をやってしまったんだと思ってた。
とにかく倦怠感が半端なく、食欲もなく、ちょっと食べては寝るという
状態だった。
体調の変化を感覚的にグラフ化してみた。
ゴルフの前の状態を100として、体感的な体調の度合いをグラフ化
してみたわけだ。
もちろん正確な指標ではないけど、あくまでも感覚的に。

寝たり起きたりの状態が数日続いた後、少し持ち直したような感じ
になった。
恐らくこの時期辺りには炎症を起こす菌と免疫力が熾烈な戦いを
繰り広げていたんだと思う(20~23日頃)。
土曜日(21日)に医者に行く手もあったんだろうけど、小康状態だし、
そのまま寝てた。
で、24日に医者に行ったんだが、医者は熱中症よりも細菌性の
胃腸炎の疑いとて、胃腸に関する薬を処方してくれた。
これを飲んで寝たり起きたりを繰り返してたら、少し良くなったような
感覚もあった。
しかし、この時点で、1週間ほどの間、あまり食欲がなく、ほとんど
まともな食事をしてなかったんだから、体力的にはほぼ限界だった
のかな。
恐らく、炎症を起こす菌が免疫力を凌駕し、活発に活動を始めた
タイミングだったんだろうか。
27~28日頃には頭痛と微熱が出始め、倦怠感がさらに強くなった。
そして運命の29日。
早朝、頭痛と寝汗、強い倦怠感で目覚め、トイレに行ったが、まともに
バランスが取れず転倒、熱を測ると、何と39.4℃、思わず測定器の
誤作動と思って測り直したが、同値。
立ち上がるのも容易じゃない状態になってしまっていた。
「これはいかん」と感じ、救急車を要請、緊急搬送となった。
救急車が来るのは早かったんだが、搬送の可否の確認や、受入れ
先病院との調整など、結構な時間がかかったように思う。
病院に到着後は、既往歴、常用薬、ここに至る経緯などの聞き取り
があり、コロナ検査、採血、血圧、酸素濃度、など一連の検査の後、
鎮痛剤、解熱剤などの投与、点滴など、日曜日なのに、何の滞りも
なく、テキパキと事が進んだ。
当番医の判断で、即刻入院となり、そのまま病室に運ばれた。
この時点では、チューブに繋がれた、寝たきり、垂れ流し老人と
言う表現しかしようがない状態で、何も出来ず、ただ横たわっている
だけだった。
月曜になって、担当医が決まり、病名が正式に通告された。
腎盂腎炎との事だ、俗にいう、腎盂炎であった。
入院直後から、大量の点滴が行われた。
鎮痛、解熱、炎症を抑える抗生物質の他、栄養補給、ビタミン類の
補給等々、昼夜を分かたぬ点滴の洪水だった。
3日間で、実感的には小型バケツ3杯分も入れたろうか。
点滴が昼間だけになったのが3日で、最終の点滴を入れたのが
5日、以降は抗生物質の錠剤を服用する事となったが、これだけの
徹底的な、絨毯爆撃ともいうべき抗生物質の投与は病状に画期的な
変化をもたらしたのも事実である。
一気に不快感が減退し、入院翌日の30日の夕方には、点滴スタンド
に縋りながら、転倒せぬよう介助されながらも、トイレに行けるまでに
なった。
そして改善は日ごとに、というより、時間ごとに進んで行った。
ただ、スタミナ不足だけは激しくて、ちょっと歩くと肩で息をするような
有様。
碌に食べてないんだから、当然と言えば当然なんだな。
入院3日目には泌尿器科の検診を受け、炎症などの障害が無い事
を確認している、
そして、退院に向けた歩行訓練などのリハビリを始め、シャワーを
使う事も出来るようになった。
体力の方は著しい回復を実感しているんだが、食欲はかなり低く、
病院食という事もあるが、毎回、半分も食べられない状況が退院
まで続いた。
思うに、病気を引き起こした菌類は点滴などで、完全に除去し、
炎症や倦怠感は確実に低減し、頭痛や発熱も無くなっているが、
痛んだ内臓器官はまだ回復には程遠いって事のようだ。
要は、病気は薬で抑えた、しかし、身体のダメージは無くなってない
という状況なんだろう。
そして、この回復こそが、今後の一番の課題なんだろう。
入院5日目(4日)には、血液に関するデータは腎臓関係以外は
ほぼ正常に戻ったため、7日を以って退院の運びとなった。
まだまだ、元の状態に戻ったとは言い難いが、日常生活に支障は
出ないレベルにまでは体力も回復したという事だ。
食欲が戻って来たのは8~9日頃で、それでも今までの8分目を
完食するのがやっとという状態ではある。
とにかく食べないことには力が出ないし、何よりもスタミナ不足に
なってしまうからなぁ。
体重はこの間に5kgも激減した。
食わない、動かない、点滴のみでは増えようがない訳だ。
これを回復しないと、スタミナが戻ってこない訳だ。
いまは、努力して3食をきちんと摂り、徐々に運動量を増やし、
シッカリと睡眠をとるという事だけに専念している所である。
下っ腹にだけ脂肪が付くような事にならぬような工夫も必要かな。

徐々に、確実に、時間をかけて、回復してゆくしかない。
年寄りは特に回復が遅いから、時間が必要だから、年単位の管理が
必要かもしれないな。
思うに、ゴルフの後、食欲不振と倦怠感が長く続いたんだが、何故
適切な対応が取れなかったんだろうか?
正常性バイアスはあったにせよ、「これはいつもと違うぞ」という感覚も
あったんだけどねぇ。
20日時点では無理だったかも知れないが、24日に厳密な検査を
してれば、ここまで重篤にはならなかったと思う。
医者にもはっきりと言われた。
「3日間食欲がなく、倦怠感が続くのは確実に病気。躊躇なく検査を
受ける事」
「歳寄りは皆、病を重くしてから駆け込む」。
「悪くなるのが早いから、最悪の事態になる可能性もあるんだよ」と。
肝に銘じるしかない。