悠釣亭のつぶやき -214ページ目

山火事

7日、アメリカ西部ロサンゼルス西郊のパシフィック・パリセーズ
で発生した山火事は、非常に強い風(25m/s以上)の影響で
急速に燃え広がり、広い範囲で延焼が続いていて、鎮火の兆しが
見えない。

火は近隣の市街地にも延焼し、現時点で1万棟が焼失したという。
避難者が30万人にも及び、死者も分かっているだけで24人。

まだほかに行方不明者が多数いる。
懸命の消火活動にも関わらず、まだ鎮火の気配がなく、被害が更に
拡大する懸念もある。


火は強風にあおられて、LA近郊の山の5~6か所に飛び火し、
ハリウッドにも迫った。
西の方が酷く、ビバリーヒルズやサンタモニカの高級住宅街が
被害に遭っており、多くのハリウッドスター達の家も被害に遭った
という。

詳しい原因はまだ分かっていないが、夏に成長した下草が
このところの乾燥で枯れ、何らかの火が発生し広がったと推測
され、強風で燃え広がり、あちこちに飛び火したという事のようだ。

もとより、カリフォルニアは乾燥地帯だったし、LAは砂漠だったところ
に出来た町。
気候は温暖だが、乾燥していて、今も散水栓で水を撒かないと芝も
枯れてしまうようなところ。
サンタアナと呼ばれる強い西風が山を吹き下りるフェーン現象で
気温の上昇と乾燥が更に増したことで、大規模火災に発展した。


山林火災の難しい所は、容易に水が調達できないところ。
消火は主に航空機による消火剤や水の散水により、地上からの
消火は木を切り倒すなど、延焼を食い止める事が主になる。
近隣住宅街では消防車による散水などが行われている。

いかにも米国らしいと思うのは、避難勧告を受けて避難した家に
火事場泥棒が横行している事。
これまでに40人以上が逮捕されており、中には消防士の服装を
したものまで居たという。
高級住宅街だったから、稼ぎ時と思った輩が多数集まったか?


米国では山林火災が多数発生してきた。
ジャンボジェット機を改造した消防飛行機なども開発されているが、
ヘリや飛行機などを総動員しても簡単には鎮火させられないようだ。

ワシが思うに、乾燥地帯の山林に近い家なら、散水栓を巡らして、
風上側に水の膜を張るくらいのことをしたらどうなんだろう。
ま、滅多に起きない火災に備えて大仰な防火施設を作るくらいなら、
火災保険に入る方が、という考えなんだろうか。


今後どうなるのかは予断を許さないが、頼みは、風が収まる事と、
雨が降る事という状態。
一時弱まった風がまた吹くという予報もあり、雨の予報もなく、
更なる拡大が懸念されている。