悠釣亭のつぶやき -154ページ目

免許返納

高齢者の間で、自動車運転免許を自主返納すべきか否かが
話題になっている。
高齢者による大きな事故が起こる度に、高齢者を持つ身内の
人達は気が気じゃないということか。


2022年12月末時点で免許保有者の平均年齢は50.5歳だった
そうで、毎年0.2歳ほど上昇しており、ドライバーも高齢化が
進んでいるという。
それに伴って、免許証の自主返納者数が増えていったのは事実。

一方、警察庁の発表によると、2023(R5)年の運転免許証の
自主返納者数は38万3千人程で、前年より6万5千人程減少した。
このうち、75歳以上は26万人ほどで、前年より約1万人減少した。
統計によると、2019(R1)年をピークに少しずつ返納者が減少中。





この原因として考えられることは、一つにはコロナ禍によって、
公共交通機関での移動が嫌われたことが大きいという。
住んでいる地域によっても大きく異なるが、都市部ではそうなの
かも知れない。
しかし、ワシが思うに、それは一つの要因だけど、他にも原因が
色々あるように感じている。

まず、地方においては公共交通機関が貧弱だし、バスなども
人口減少に伴って路線も運行頻度もドンドン減少していること。
どこへ行くにも車が無きゃ目的地まで大層な時間が掛かる。
場所によっては行きつけない事もある。




そして、最近言われることは、自動車を運転しなくなると、認知症や
フレイルなどの高齢化病が格段に増すということ。
出掛けるのが億劫になって、身体を使うことが少なくなったり、
生活するための刺激が激減してしまうということだ。

ワシ自身に照らせば、買い物やゴルフ練習に行くのに、車じゃ
なきゃ、とんでもない時間を要するし、ゴルフコースに行くには、
便乗かタクシーしかなくなる。
時間も費用も格段に上がってしまう。


当局は高齢者に対して返納を強力に推進しているように感じる。
その一番のやり方は高齢者特有の免許更新方法だ。
認知機能検査なんぞという人格を無視したような検査を義務化
している。

そして、検査費用として大枚を毟り取る。
ワシの計算では一般の更新費用と高齢者のそれを比べると、
年間費用で、4~7倍もの差が出る(下記、免許証と高齢者)。

事故件数だけを見ると若年層の事故の方が多いんだが、事故の
内容が悲惨すぎるのと高齢化ならではの事故が多いことに
よるんだろうけど、あまりにも理不尽だな。

 




ワシの結論としては、身体検査や認知機能検査に引っかから
ない限り返納はしないということ。
その間は、人一倍安全運転を心がける、サポカーなどの安全に
配慮した車を検討する、不要不急の運転はしない、夜や雨の日
などには極力運転しない、ということかな。

ま、事故ってからじゃ遅いので、少しでも兆候が表れれば、
自主返納もやぶさかじゃないけど、一気に行動に制限が出来、
老化が加速するだろうなという懸念は強い。