夏至2025
例年、夏至の頃は太陽高を測るのに苦労する。
南中時に晴れてないと、クッキリした線が出ないから、計測精度が
何となく曖昧な感じになるんだな。
雲の晴れ間から、半曇りの太陽が顔を出したらめっけものだ。
さて、今年はどうなりますやら。
今年の夏至日は6月21日。
梅雨が明けたかと思うほどの晴天続きで、毎日暑い日が続く。
±1日程度は誤差の内なので、太陽高測定は20日にやるとする。
測定器がちょっと草臥れて来てるんで、中央ピン周りと固定部分を、
前日に補修完了し、いつでもオッケー状態。
当日は10分ほど前から設置して、正午の時報を聞いて測定する。
夏至の太陽と地球の関係はどうなってるかというと、
太陽周りの地球の移動面に対して、地球の自転軸(地軸)がおよそ
23.5°傾いてる訳だが、その地軸の傾きが、北半球で、最も太陽の
方向に向いた時(下図、右側)と定義して良いのかな。
逆に、冬至には最も太陽の反対方向に向く(下図、左側)ことになる。

その時の太陽高は幾何学的に計算できる。
下図の赤丸の角度が 緯度‐青丸(23.5) となる。
夏至の場合は 迎角=90-(緯度-23.5) ということになる。
ここ北関東では、緯度が36.5°だから、迎角は
90-(36.5‐23.5)=77 ということになって、かなり高い。

また、夏至は昼間の時間が一番長い時(実際には少し違うが)である
から、頭上から降り注ぐ太陽光が長い時間照り付けるために、地表は
どの時期よりも熱せられるということになる。
しかし、日本ではちょうどこの時期が梅雨に当たり、太陽光の多くが
雲に遮られて地表まで届かないから、それほど暑くならず、雲が晴れる
7月上旬ころから気温が上昇していた。
今年はこれまで、梅雨の雲がかからない日が多く、地表は例年になく
照らされている。
だから早くから真夏のような気温になってるって訳だ。
大気は一度温められると簡単には冷えないから、今年は暑い夏が
続くことになってしまうんだろう。
で、肝心の太陽高の計測結果だが、
画像のように77度の高さから太陽が照り付けているのがよく分かる。
頭の頂点が熱いので、早々に撤退した。
