
あっちで揺れると富士山噴火が怖い
6月26日夜、山梨県東部・富士五湖を震源とする
地震で、山梨県内は広い範囲で強い揺れに見舞われた。
河口湖町で震度6弱、大月市で震度5強、富士吉田市や
甲府市、甲州市などで震度5弱となっている。
たまたま、その日は夜更かしテレビをしてたんだが、
突然、緊急地震速報が出たので身構えるとともに、S波
到達までの時間をカウントした。
約20秒で、ガツンッと来たが、これくらいの余裕なら
対応可能かもと思った。
震源地は河口湖町というが、あそこって、富士山のすぐ
近くだよね。
気象庁は火山性ではなく、地殻変動によるものというが、
火山活動との関係は皆無なの?
富士山の直近の噴火は江戸時代の宝永噴火(1707年)
だという。
以来300年以上も、目立った活動は無い。
富士山は特に、綿密な観測網があるから、ちょっとでも
火山性の変化があれば、すぐに把握できるんだろうとは
思うが。
富士山が万一噴火すれば、噴火規模にもよるが、中部、
関東地方は甚大な影響を受けるから、気が気じゃないね。
改めて、「富士山噴火」の本を読みなおしたな。
影響は、山からの距離によって大きく異なる。
近いと、噴石、溶岩、火砕流などが猛威となるが、高々
10km程度。
大規模噴火だと、噴火口の位置や溶岩量にもよるが、
溶岩流で東海道が遮断されるかもしれないという。
そうなると、大惨事だけど、可能性は低いんだろう。

以遠では、降灰、噴煙の影響が問題となる。
ハザードマップには影響範囲が詳しく記載されているが、
噴火の季節によっても影響は大きく異なる。
季節風が灰や煙を運ぶからね。

火山による降灰は黄砂のような普通の砂や塵とは全然
違うんだな。
溶けた岩石が急冷されて出来るもんだから、割れガラス
の如く鋭利なんだ。
サイズも砂のようなのから、花粉のような粉迄いろいろ。
そして、鉱物を多く含んだものは電気伝導性がある。
乾燥時は軽くてサラサラだが、一旦濡れると、粘っこく
泥状になり、再び固まると乾いた粘土状になる。
雨が強いと、泥流になって大きな被害を出すこともある。
こんなのが送電網や家庭に入り込んでくるってことを
想像して対策するしかないんだが、有効な対策は少ない。
5cm以上の降灰が予測される場所では、交通網も破綻
してしまう。
結局は家に籠って、過ぎ去るのを待つしかない。
取り敢えずは、マスクとゴーグル、災害時の備えだけは
欠かさぬようにするしかない。
噴火せぬように、万一しても小規模であるように祈るしか
ないのが現実ではある。