スーパーエルニーニョが心配ですねぇ
エルニーニョ現象とは、太平洋の東部地域(南米ペルー沖
から中部太平洋の赤道域)にかけて、海面の水温が平年に
比べて2℃以上高い状態が1年程度続く現象。
これが発生すると日本では夏の気温が低くなり、冬の気温
は高くなりやすくなるといわれている。
2014、5年の強いエルニーニョの時は冷夏で、5年
には「関東・東北豪雨」が発生し、鬼怒川の堤防が決壊
するなど甚大な被害もありました。
3日、気象庁は、今年の夏までに「エルニーニョ現象」が
発生する可能性が90%と、非常に高まっていると発表
した、ということは、ほぼ確実に発生するということ。
じゃぁ、今年の夏は冷夏になるってことかと思うんだが、
どうもそうでもないようだ。
13日の海面水温を見ると、確かに太平洋の東部には
高温の水域が現われている(黄色矢印)。
しかし、目を左に転じると、フィリピン、ニューギニア
からさらに東にいたる広大な海域に大きな高温水域が現れ
ていることに気付く(水色矢印)。

ひと言で言えば、赤道域の太平洋全体が暖かい海水で
覆われた状態になっているということ。
エルニーニョと共にラニーニャも発生しつつあるのかな。
これを以って、スーパーエルニーニョというんだろうが、
エルニーニョの言葉に惑わされちゃイカンのではないの
かな?
日本周辺の気候はラニーニャの方に強く影響されるから、
冷夏どころか、蒸し暑い夏になる可能性が高いんじゃ
ないかと思うんだな。
ラニーニャの場合は、赤道付近に強大な低気圧が発生し、
反動で、その北には強い高気圧が出来る。
これが日本列島南岸に滞留し、熱い空気を日本に運ぶ
ため、日本列島は熱気に包まれてしまうわけだ。
いわゆる、強い太平洋高気圧だ。
南方海域で台風は多く発生するんだろうが、高気圧に
阻まれて、なかなか近づけず、雨も少なくなるんだろう。
暑くても降雨があれば凌ぎやすいんだがねぇ。
今のところ、海水温は台湾近くの緯度で25℃程度で、
日本列島への影響は少ないけど、それでも、夏日が
チラホラ出現してるし、地域によっては真夏日になった
ところも出ている。
植物達はよく反応していて、早春の花も晩春の花も
一斉に開花したもんな。
イチゴの収穫も例年になく早く多い。
温暖化のせいなんだろうけど、今年は早春から暖かい
日が続いてるし、最近は初夏の気候になってきている。
このままフィリピン海域の海水温が上がって行くよう
なら、今年も間違いなく酷暑の夏になりそうだ。
とは言え、ここ暫くは大陸からの寒冷な気団の南下が
あるはずで、列島付近に暫時、梅雨前線が停滞する
はずだから、問題はその後だな。
短い梅雨が終わって、海水温が更に上昇し、高気圧が
列島を覆うようになれば、容赦ない太陽が照り付ける
暑い夏になるんだろう。
昨年、40℃以上を「酷暑日」と呼ぶようになったが、
よく聞く言葉になるのかも知れないな。
