秋の花
秋の花と言って真っ先の頭に浮かぶのは菊。
この時期になると、あちこちに野菊や庭菊が盛んに咲きだす。
散歩道に咲きそろった菊などを見渡してみる。
これは毎年、ここの塀の角に生え揃う野菊。
小さめの株だが、春先に一斉に芽吹き、玉状に育ち、高さも揃って
キレイな花の玉になる。
色合いがとても鮮やかで、遠くからでもそれとわかる。

この野菊はほとんど自生してるようなもの。
道端のちょっとした空き地に咲くが、周りがオレンジ色で真ん中が
黄色という、独特の花色である。
実際にはもう少し映えるんだが写真には上手く表れないな。

これはどこにでもありそうないわゆる野菊の白菊。
ちょっと暴れすぎてるんだが、普通に作ればこうなるよという展開。
日当たりと肥やしをもう少しやれば、盛大に咲く筈。

これは農家の庭先に植えた玉作りの野菊。
上手く手入れされていて、30~40cmの綺麗な球になっていて、
花着きもとても良い。
これを列にして植えればなかなかの見ものになる。

藪の混乱の中に何やら紫色のものが。
今まで全く気付かなかったんだが、こんな所に紫式部が。
他の植物達に埋もれそうだが、健気に押し分けて鈴生りの実を
見事に実らせている。

野の花もそれなりに風情があるけれど、やはり丹念に育てた菊は
格が違うな。
近くの公園で菊花展があるというので、足を運んだ。
丹精込めた菊、菊、菊。
これはその中の一つ。

暑い夏が去り、待望の秋と思ったら、あっという間にこれも往って
しまいそうだな。
短い秋を草花の開花で知る。
菊花展では盛大な花々が妍を競っていた。
これは別途記事にしたいと思う。
11月7日は立冬、暦の上では冬になった。