ジャガイモの収穫 | 悠釣亭のつぶやき

ジャガイモの収穫

この春に植え付けたジャガイモの株が黄色くなり始めた。
収穫の合図だな。
だいたいいつも、梅雨前頃になるんだが、今年は梅雨が遅く、
今になったのかな?
晴れた日が続いたところで収穫しようか。


ジャガイモを作ってるって言ったって、ほんの1.5m×2m程の
狭い場所に、昨年の残りの芋の発芽したのを分け芽して植えた
だけのものだ。

ただ、ジャガイモばかりは、硬い土では上手く出来ないから、
30~40cm程も深掘りして、腐葉土やコンポスト肥料を鋤込み、
フカフカの土にしてからでないと難しいと思う。
で、それが春先の仕事になって、身体を解すのにも良い。

そうやっても、家で作るジャガイモは、農家のようには行かなくて、
15cmもあるデカいのんや、2cm程の小粒のが混じる。
ま、これもご愛敬って事かな。





で、これらの芋たちを仕分けする事となる。
覆土が不十分だったのは一部がうっすら緑色なってしまっていて、
これを食すのはリスクがある。
皮を除去すればよいというけど、ワシは回避する。
大きめのは来年の種イモに、小物は廃棄。

そして、他を、大、中、小に分けて、大は普通の食用として、煮物や
汁ものの具にするために、ザルに入れて涼しくて暗い場所に保管。
少しずつ使って数ヶ月で使い切るかな。


中小物の使い方についてはレシピが少ない。
買ってきたものにはこんなのは含まれてないからだろうからかね。
ワシの調理法はというと、専らビールのおつまみになるように
するだけ。

中ものは塩ゆでが一番簡単で美味しいと思う。
少し多めの塩を入れて湯がくだけだけど、ジャガイモ本来の
ホクホク感と微妙な塩味で、つい食べすぎるほど。





そして、小粒のものもビールのおつまみにする。
皮を取るんだけど、あまり小さいものは手を怪我しそうなくらいで、
皮を剥いたら半分になってしまうな。

小さすぎるのは半切りに、ちょっと大きめのは5mmスライスに
したあと、フライパンでバター炒めする。
はじめは少し水を入れて、煮上げるようにし、少し乾いてきた
ところで、バターを一欠けら投入し、塩少々を加え、よく絡ませる。

最後に、黒胡椒を多めに加えて出来上がり。
ベーコンがあれば、少しカリカリに炒めて加えるとより美味しく
なるんだけど、今回は手元に無かったんで、ハムを短冊にして
代用した。




いやぁ、これは絶妙なお味ですなぁ。
ビール好きには溜まりませんぜ。
普通のジャガイモでももちろん出来るから、残りの一部も多分
これに回ってしまうかも。


かくして、新じゃがを楽しむ季節になりました。
暑い最中に冷房効かせて、肉じゃがってな贅沢も可能かな。
関東では豚肉で作るが、当初違和感満載だったけど、脂の滲みた
ホクホクジャガイモは牛肉の肉じゃがとは別のまろやかな風味が
良いですな。
豚肉は肉じゃがにしてもまったくパサつかないので、食感も上。