夏至2024 | 悠釣亭のつぶやき

夏至2024

今年の夏至は6月21日である。
昼間の時間がいちばん長くなる日だが、実際は地域によって
少し違いは出るな。
ま、昼間時間がとても長いのは確かだ。


物理的には、地軸の傾きが北半球が最も太陽に近い側に寄る
日という事かな(冬至には反対側に傾いている)。
だから北半球側の太陽の高さが一番高くなり、その分、日射の
エネルギーが一番高くなる。

エネルギーが強くて日照時間が長いから暑くなるのは当然だな。
エネルギーの伝搬には少し時間が必要だから、気温はこの後、
少しずつ高くなってゆくんだが。


では、自分の住む地域での太陽の高さ(水平線からの迎角)は
どうなるか?
下記記事に詳しいが、計算上は  90°‐(北緯°‐23.5°)
という事になる。

これを簡単な計測器で毎年測っている。
当日の太陽が一番高くなる南中時刻(正12時)に「太陽高測定器」
と自称する分度器で測る訳だ。

この時期は普段は梅雨の時期で、うまい具合に太陽が出ない
事が多いんだが、今年は晴天が期待できそうだ。
ま、±1日くらいは誤差の内という事で、20日に測定を敢行。


当地の北緯は36.5°なので 90‐(36.5°‐23.5°)=77°
という事で、頭の天辺からたったの13°しか傾いてない方向から
太陽が照り付けるという事になる。太陽が熱い訳だ。
計測結果は

 




今年も太陽は正しく元の位置に戻ってきていることが証明され
メデタシ、メデタシの結果でした。
人間と違って、天体の運行は寸分の違いもないな。