裏金議員の処分 | 悠釣亭のつぶやき

裏金議員の処分

4日、自民党党紀委員会の決定に従い、政治資金収支報告書
への不記載が判明した党所属議員への処分が決まった。
処分は安倍、二階両派の議員計39人に対して実施され、
その時の役職や受け取った金額などを勘案して決めたという。

何がどう勘案されたのかは明かされていない事もあって、
処分を受けた一部の議員や党内から、不満の声が噴出している
という。




ワシも不満の塊だな。
何で金額の多寡を問題にするのか意味が分からん。
法に照らせば、1円でも不記載なら同罪だろが。


そして、問題は処分だけで終わりにしようとしてるんじゃないか
という事。
問題の本質は、

・何故裏金が必要だったのか
・裏金はどのように使われたのか
・政治がカネで歪められたんじゃないのか
・脱税ではないのか
・一度辞めたのに何故復活したのか
・再発防止はどうなってるんだ

などであって、処分があったという事は悪い事をしたという
自覚がある訳だから、どんな悪い事をしたかをちゃんと自白
しろってんだ。

この問題、政権は処分することで禊が終わった、再発防止との
名目で、電子化やパー券金額を少し抑える等、やったフリさえ
しとけば、この問題は終わりとでも考えてるんかいな。


そもそもは、自民党の金権体質、お友達優遇、カネの掛かる選挙、
記載出来ないカネの支出などが問題なのに、これらに対する
改善は何一つなされていない。
これでは、今後も、形を変えて同様の事が必ず発生する。

って考えてたら、早速、厚労大臣の武見氏がオンライン勉強会
と称して、カネ集めに奔走し、巨額の献金を受けていた事が発覚。
パー券売った訳じゃないもん、ってな論理がシャァシャァと
まかり通ってるじゃねぇか。
こいつら、どこまで国民をコケにする気なん?