国会議員、70歳定年制 | 悠釣亭のつぶやき

国会議員、70歳定年制

旧統一教会に対して解散命令を出すことになる所管大臣である
人間が、教会との交流については、「覚えてません」といい、
動かぬ証拠を突き付けられても、「薄っすらと思い出した」と宣う。
余程の厚顔無恥でなければ、最早、認知症ですな。

ま、こういう人を所管大臣にした政府の身体検査の杜撰さも問題
なんだろう。
一方では、選挙協力や選挙応援に人を出すののどこが悪いんやと
いう開き直りも垣間見えるな。
どこぞの学会なんぞはもっと凄いんでっしゃろさかいに。


民間の会社の多くは60歳が定年だろう、
最近の高齢化で65歳にした会社もあろうけど、大体は55歳に
なれば役職定年、60歳になれば給与は下がって当たり前。
この制度に批判はあろうけれども、人間の本性から見れば妥当と
言うしかないな。
そして、これがあるから新陳代謝が活発になり、若い人が自覚を
持って上を目指し、将来を担う人材が育って行く。

何で、国会議員だけは幾つになっても、自分から辞めると言わぬ
限り、耄碌してても、居座り続け、老害を垂れ流すのか。
最悪なのは、キングメイカーとかいって、裏で画策し、院政まがいの
活動を行う事。
老害の極み。


世界を見渡しても、老害が蔓延している。
あの中国でさえ、暗黙の68歳定年を最上級の個人が無視して
居座っているから、毛沢東以来の悪政となりつつある。

米国に至っては老老対決で、懲り固まった老人同士が口汚く
ののしり合うってな無様な状態。
さっさと退かんから、有能な若者が育たぬし、魅力的な為政者が
出てこない。
JFK氏の事を忘れたんかっ!

日本国においてはそれが特に顕著に表れているように見える。
事あるごとに問題発言を発し、カネに絡む問題に顔を出す。
表に出なくとも、料亭で隠然たる力を発している。
今の政権中枢だって、口うるさいOBばっかりで相当にやり難かろう。


野党は「国会議員の70歳定年制」法案を上程しろって。
ワシなら65歳定年で差支えないと思うんだが、被選挙権年齢が
一般社会の就職年齢より相当に高いから、ま、100歩譲って
70歳でも仕方ないかってなもんだけど。

多数を持つ与党が否決する?
ホントにそうかなぁ?
与党内でも多くの若手議員は心の奥底で、「奴らが居るから俺が
活躍できない」と思ってるんじゃないのか。
超党派で議論すれば、成立の可能性は高いんじゃないのか。

定年制があれば、色々とメリットは多い。
老害駆除が一番なんだが、残り何年ってのがハッキリすれば、
それだけ多く勉強する筈だし、もっと真剣に政治と向き合う筈だ。
世襲議員の方が有利になるというようなデメリットはあろうが、
それは別の方法で回避できるはずだな。


いつまで続く老害ぞ。
日本国に活力を取り戻すには、まず政治が若返る必要があると
大いに感じる。
是非とも、定年制を導入してもらいたいもんだ。