典型的な冬型 | 悠釣亭のつぶやき

典型的な冬型

今年の冬は暖かい日が続いてきた。
北関東は内陸性気候で、晴れれば、放射冷却で零下になって
しまうのが普通だけど、今年は零下になる日が少ないし、なっても
せいぜい ‐1~2度程度だったな。


それが今週は様変わりの様子。
ま、大寒の時期って、一年で一番寒い時期ではあるんだけど、
今週のは典型的な冬型の気圧配置になってるな。
もっとも、ひところのようにそれが延々と続くというようなことは
なくて、続いても数日なのが温暖化の結果なのかも。




大陸には1,044Hpの強烈な高気圧の他に、移動性となるだろう
1,036Hpも南部に出現している。
東はというと、これまた986Hpの台風並みの強い低気圧。

寒気の押し出しが強くなるから、気温はグンと下がるんだろう。
当地では‐2℃程度まで気温が下がる予報となっている。
週末の数日間は外出を控えて、家で暖かくしてるのが良さそうだ。





2,000kmの距離で60Hpの気圧傾度だと、風もそこそこ吹く
様相ですな。
特に、等圧線の混んだ、北日本と北海道は大荒れになるかも。

日本海を渡ってくる湿った空気が脊梁山脈に当たって大雪を
振らせる可能性もありそうだ。
太平洋側は風は強かろうけど、乾いた晴天になるんだろう。


避難を余儀なくされている被災地には大雪になって欲しくないが、
微妙なところですな。