台湾総統選挙(2024)の行方 | 悠釣亭のつぶやき

台湾総統選挙(2024)の行方

いよいよ、13日(土)が台湾総統選挙となっている。
今の所、与党民進党がややリードの形勢だが差が縮まって
来ているのは気掛りな所。


民進党の主張は中国とは距離を取り、実質的な独立を模索
するとしている。
一方の野党国民党は中国との貿易拡大で経済を活性化するが
政治的には中国との話し合いで、台湾の自立を目指すとしている。

第3極の台湾民衆党はその中間的な考え方で、現状維持を主張
しており、中国との対話を重視しつつも、依存はしないと言う。
台湾の多くの人が現状維持を求めている事を取り込もうとする
勢力と言える。

国民党は民進党の主張を強く出せば戦争になると脅しているが、
実際には、国民党の言うような事が出来るはずは無かろう。
中国との話し合いは一方的な圧力にならざるを得ないし、
1国2制度という名の中国化を要求されることになるのは明らか。
そうなれば、それこそ、受け入れなきゃ戦争だという事になる
だろう。


そんな中、中国はミサイルや気球を飛ばして威嚇するなど、
あからさまな選挙介入を行なってきた。
また、9日、中国商務省は台湾からの輸入品に対する関税優遇
措置の停止対象拡大を検討していると発表、民進党の政策に
圧力を掛けている。

そりゃぁ、中国の言いなりになれば、様々な優遇措置を得られる
のかも知れない。
しかし、そこには「自由と人権を放擲してでも」という接頭語が
付くわけだ。


台湾の多くの人は自由と人権を手放す気持ちは無いと信ずる。
目先の甘言に釣られて、軽々しい一票を投じることが何を
もたらすかを深く考えて行動すべきと思う。

中国は台湾に対して経済的圧力を掛け続けてきた。
コロナワクチンの輸入などに対しても嫌がらせをしてきた。
民進党政権では立ち行かなくなるぞという圧力を掛け続けてきた
結果が、台湾経済の低迷になっているのは確かである。

周辺諸国も、台湾経済の活性化について、可能な限りの支援を
行なうべきで、それが中国による恫喝や経済的イジメに対抗する
唯一の対策だと思う。


隣国の選挙ではあるんだが、結果は日本国に対しても甚大な
影響を与えざるを得ないだろう。
シッカリと注視するしかないんだが。