3万円事件 | 悠釣亭のつぶやき

3万円事件

イスラム組織ハマスとイスラエルによる戦闘から現地の日本人を
退避させるため、日本政府が手配したチャーター機の搭乗料金
として3万円を取ったって、唖然として開いた口が塞がらんな。
それも、あろうことか、ドバイまでだって。

一方で、韓国政府はイスラエルから自国民をソウルに避難
させた際に、空いた席に51人の日本人も無料で乗せ輸送した。
この日韓政府の対応の違いもあって、SNSでは日本の対応に
非難の声が上がっている。


台湾有事が声高に叫ばれる昨今、在外邦人の救出って、喫緊の
課題ですわな。
んで、邦人保護体制の強化と銘打って、外務省は予算要求も
してる訳ですわな。

イスラエル紛争はほとんど有事と言える状態ですがな。
今後発生するかも知れない朝鮮半島有事や台湾有事と何が
違うというのか?
まさか、韓国や台湾から邦人が避難するときにもカネ取るのん?


事前に調査した時は100人くらいの希望があったそうだが、
実際にチャーター機に乗ったのは8人だったという。
政府の言い分は、商用機が運航している間は基本的に退避
のための費用は自己負担。
公平性を確保するためにそうしたと。
退避が目的であって、日本へ戻すのが目的ではないってさ。

この言い訳のなんと空々しい事。
実際に紛争に巻き込まれた人の事をまったく無視してるな。
イザとなったら政府がチャーター機を出してくれるから、ギリギリ
まで様子を見ようと思うのは仕事に対する責任感の表われ。
そうでなきゃ、早々に仕事を放棄して帰国してますって。

ドバイまで行った後も、各自が自己責任でその後どうするか
決めなさいって事ですかいな。
イスラエル紛争は暫く収まる気配はないから、結局は日本に
帰らざるを得ないんでしょ。
その費用は自己負担って事ですわね、韓国機に乗りたいわな。

有事には救出されるという期待があったから、100人もの人が、
イザという時には乗せてくださいと答えたんでしょ。
そしたら、いよいよ緊迫してきて、チャーター便が来たら、金を
取るってさ。
隣に韓国機が来て無料で韓国まで連れて行ってくれるってん
だから、そっちの方に乗るでしょうよ。


この国のやる事はいつの間にか韓国よりも劣るようになって
しまったんだねぇ。
今や、海外で働く人は世界各国にゴマンといるわけだ。
これが前例とならぬためにも、3万円は即刻返金、ドバイから
日本までの費用も政府が負担。
それでも政府に対する不信感は決して拭えるものではないな。

 

今回の混乱なんか、極く軽いものだったはずなんだが、実際の
有事になった時に何が起こるのか、その前駆事件だったように
思えてならないんだな。
前例もあるしな↓↓↓