外務大臣が・・・。 | 悠釣亭のつぶやき

外務大臣が・・・。

1ヶ月にわたって、動静が途絶え消息不明となっていた秦剛外相が
解任されたってさ。
後任には前の外相の王毅政治局委員が任命されたんだと。
中国は国会にあたる全人代=全国人民代表大会の臨時大会を
25日に開き、秦剛外相を解任し、前の外相の王毅政治局委員の
任命を決定したと。
まぁまぁ、前記事に書いた通りの展開ですなぁ。

 



何があったんか知らんけど、就任後7ヶ月で更迭して元に戻すって、
何たるドジと言うしかないな。
んで、解任の理由は明らかにされてないってさ。
恥ずかしくて言えないんでしょ。




ま、かの国らしいドタバタ劇ですけど、習近平体制に影を落とす
ことは確実なんだろうな。
信頼していた側近が○○していた事が分かって、抜擢したけど
アカンかった、では済まされまい。

それにしても、この国には人材ってのが居ないんかねぇ。
ま、当の王毅氏は1月に、中国共産党で外交政策を統括する
中央外事工作委員会弁公室主任に就任して、外交官出身で
唯一、党トップ24の政治局員に入り、外交部門を束ねる役割を
担ったっばかりなんだけど、実務を行う外務大臣も兼ねるって
事になった訳ですな。


どこの国や会社でも、役員が部長職を兼ねる事は有ろうけれども、
それは非常事態だし、何故そうせざるを得ないかは十分な説明が
必要だろがな。

相手にとってみれば、こ奴がずっとやり続けるのか、一時的な人事
なのか測りかねるし、またこいつかいって感じしか起こらないな。
当の王毅氏とて、2013年3月からおよそ10年間も務めた後、
席を譲ったはずなのに、またやるんかいってゲンナリだろうよ。
こんな事なら、継続してやってた方がよほど心安らかだったろう。


ま、今回の人事は、すぐに新しい後任が決まる筈も無く、当面の間
継続するんだろうね。
何があったかは分からず仕舞いで(意図的リークは有り得るが)、
次を襲う外相候補は暫く現れないで、67歳の王毅氏がまだ暫くは
老骨に鞭打つことになるんだろうね。
アホラシ。