春分の日2023 | 悠釣亭のつぶやき

春分の日2023

今年も春分の日が来た(21日)。
地軸の傾き(23.5°)が太陽に対して真横方向になる特異点。
従って、太陽は真東から出て、真西に沈む。

よく昼間の時間と夜の時間が同じと言われるが、実際は昼間の
時間の方が約14分長い。
いくつか理由があるが、大きなところでは、日の出を太陽が顔を
出した時、日の入りを太陽が全部沈んだ時と定義してるから、
8分(±4分)ほど長くなる。
他にも地球大気による屈折率による差や日周視差(日々の公転
変化分)などが影響して、昼間が長くなる。
ま、12時間に対する14分だから、2%程度の差だけどね。

そういえば、日照時間に関して、未解決問題を抱えたままだったな。
思い出してしもた。
考えれば考える程、難解な 問題 だな。


太陽の南中時の高さは冬至に比べてかなり高くなった。
冬至の太陽高さは 90‐(緯度+23.5) なので、緯度36.5°
にある当地では、たった30°にしかならない。

それに比べて、春分の太陽高さは 90‐緯度 となって、冬至に
比べると、23.5°も高くなるって事だ。
で、当地では 90‐36.5=53.5°


いつも、簡易計測器(太陽高測定器)によって計測している。
今年も南中時に測定した。
今年の計測器はブックエンドを利用して簡単に直角に立てられる
ようにしたので、計測時間が短縮できた。

結果は下記の通りで、太陽は春分の高さにあった。
今年も地球は太陽の周りを一周して元の位置に戻って来た。
メデタシメデタシ。





Ref.
春分のお話
https://ameblo.jp/yct/entry-12664883926.html